理不尽な上司の特徴とは?職場の苦手な人との“上手な付き合い方”を紹介

HaRuKa 2024.06.30
どこの職場や会社にも理不尽な上司っていたりしますよね。そこで今回は、理不尽な上司の特徴や心理から、上手な付き合い方や対応方法、避けたほうがいいNG行動まで詳しくご紹介します。

理不尽な上司がいるとストレスが溜まりますよね。

理不尽な上司の特徴

上司といえど人間ですので、様々なタイプが存在します。頼りになってなんでも相談できる上司であれば、職場環境も快適です。

しかし、実際には理不尽な上司が多いのも事実。上司を簡単に変えることは難しいので、自分自身で対処法を見つけていく必要があります。

そこで今回は、理不尽な上司に対する対処法やNG行動をまとめました。ぜひ参考にして、ストレスをコントロールしましょう。


具体的にどんな人?理不尽な上司に共通する特徴とは

多くの人が悩まされている理不尽な上司。しかし、職種や立場も違えば、理不尽にもいろいろなケースがあると思います。

まずは、一般的に言われている理不尽と捉えられる上司について、理解しておきましょう。


理不尽な上司の「性格」に関する特徴

理不尽と感じる上司や先輩には様々なタイプがいます。女性や男性でも異なりますよね。上司のタイプがどのようなタイプの理不尽なのかを理解することは、対処法を練るための大切な一歩です。

相手をよく知らなければ間違った対処法をすることになります。ここでは理不尽な上司の性格について、特徴を見ていきましょう。


性格1. 心配性で部下の仕事の進捗をなんでも把握したがる

部下の失敗は上司の責任に繋がります。当然と言えば当然ですが、上司は部下の仕事の進捗具合が気になるものです。

ただ、何でもかんでも首をつっこんでしまうと「信じてもらえていない」と部下もモチベーションを落としかねません。本来は部下を信じて任せるという事も上司の役割の一つでしょう。

しかし、上司の心配性の度が過ぎてしまい、常に報告を求めたり、いちいち口を出してしまうという特徴があります。


性格2. 気分屋で感情の起伏が激しい

どんな人間も気分がすぐれない時もあるでしょう。しかし感情の起伏が激しいせいで、理不尽な八つ当たりなどされたらたまりませんよね。部下を引っ張っていくという責任がある立場ですので、本来であれば感情によって態度にムラを出すべきではないのです。

上司は本当に仕事を成功に導きたいのであれば、感情に左右などされません。感情に左右されてしまうのは、上司としての自覚や責任感の欠如が原因にもなっています。


性格3. 無責任な性格で、無茶振りを平気で行う

上司の役割の一つに、仕事の成果に対して責任を持つという事があります。責任が取れるから上司というポジションを与えられているのです。

なので、適当に部下に仕事を任せたり、到底できないようなことを部下に振ったりすることは無責任な上司と言えるでしょう。また、仕事が失敗すると、責任を相手に押し付けることがあるのも理不尽な上司の特徴です。

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性格4. 仕事とは関係ない部分まで指摘してくる

上司とは役割の一つであり、人より偉いわけではありません。もちろん長い間会社に貢献してきたことや、成果を出してきたことに関しては尊敬するべきです。

しかし、部下のプライベートな部分にまで口を出してくるのは、上司という役割を履き違えた愚かな行為と言えるでしょう。

理不尽な上司は、友達付き合いの事や趣味の事、プライベートの時間の過ごし方にまで過度にアドバイスや強要を強いてくるという特徴があります。


理不尽な上司の「態度や行動」に関する特徴

仕事をしていて弊害が出るのが、上司の理不尽な行動や態度です。業務の妨げになったり、意味もなくストレスを与えられるのは嫌ですよね。

ここからは、理不尽な上司がとる態度や行動に関する特徴をまとめました。嫌われている上司に見られる特徴でもありますので、どんな人が当てはまるのか見ていきましょう。


態度や行動1.目上の人には従順な態度をとる

上司がゴマすりやお世辞を繰り返して、目上の人間に気に入られようとし、それに対して部下への態度は高圧的で、全く真逆の態度をとるような特徴もあります。

理不尽な上司は自己中心的な考えの人間が多い特徴があるでしょう。なので自身のポジションや出世を直接握っている目上の人には媚びへつらうのです。

しかし、仕事の成果を作ってくれる部下をないがしろにすることは、上司やリーダーに関する知識が乏しいことを意味します。


態度や行動2. 人によって怒り方や接し方を変えている

理不尽な上司は、怒りやすい人にだけ怒ったり、気に入っている部下には優しい態度ばかりをとる場合があります。もちろん部下の個性に合わせて成長させるために、怒り方や接し方を変化させるのであれば問題ありません。

しかし気分や好き嫌いで態度を変えるのは、理不尽と言われる典型的な行動です。会社組織に悪影響以外の何物でもないでしょう。


態度や行動3. 基本的に仕事ができない

上司とは部下たちをまとめる役目を担う人ですよね。なので、ある程度はみんなよりも仕事ができないと示しがつきません。

しかし、理不尽な上司は基本的に仕事ができないため、自分の仕事も全部部下に押し付けがちです。そして、自分よりも上の立場の人がきたら、あたかも自分の手柄のようにしてアピールします。

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態度や行動4. すぐ怒鳴ったり、キレたりする

理不尽な上司とは、自分の思い通りにならない場合や、反論されたりすると不機嫌になるタイプのことです。もちろん上司の仕事の一つとして部下の指導があるのは間違いありません。

しかし指導を叱る事と同義と捉えてしまっている上司や、気分で仕事をしている上司はすぐにキレたりします。部下を良い方向に導いていくのは叱るという指導だけではありません。

本当に些細なことで、いちいち怒鳴ったりするのは理不尽な上司の特徴です。

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本心ではどう思ってるの?理不尽な上司の心理とは

周りから嫌われる理不尽な上司。部下からすれば「態度を改めればいいのに」と思いますよね。

しかし、上司の心理を理解しなければ、良い対処法を練ることはできません。一体、どのような心理で理不尽な振る舞いをしているのか見ていきましょう。


上司の心理1. 部下を自分の思い通りに動かしたい

上司は部下を思い通りに動かせればとても楽に仕事ができます。反抗することもなく、従順に部下が従ってくれれば、ストレスなく業務が遂行できるからです。

理不尽な上司は、ズル賢くて自分のことしか考えていない自己中心的な心理を持っていると言えるでしょう。

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上司の心理2. 注意することで自分を大きく見せたい

上司という立場になれば、役割の違いとはいえ部下よりも優れた立場になったと思うもの。上司の中には自信が持てなかったり、「部下から尊敬されていない」と不安になってしまう小心者もいるでしょう。

小心者の上司は、部下を注意したり、叱ったりすることで「自分はすごいんだ」と周りに誇示することをしてしまいます。人よりも上に立っていることで安心感を得たり、優越感を得て満足したいという心理です。


上司の心理3. 自分の意見や考えが正しいと考えている

自分よりも下の人間を見下しているので、部下の提案などを受け入れたら、敗北感を感じてしまう上司もいます。

上司というポジションの自覚から、「自分は優れている」という錯覚が起きてしまう状態です。

自分が正しいと思って疑わないので、それに反する意見をする部下のことは受け入れられないのです。


理不尽な上司が職場にいる時の上手な対応方法や付き合い方

運悪く当たってしまった理不尽な上司。上司は選べませんので、付き合い方を工夫したり、上手く受け流すという対応も必要になってくるでしょう。

しかし相手は理不尽な上司ですので、対処法もなく戦っていてはストレスが溜まる一方です。理不尽な上司が職場にいる場合の対処法を確認して、上手に付き合っていきましょう。


対応方法1. 同期や部下と結託する

励まし合ったり、一緒に戦ってくれる仲間がいるとストレスも軽減されます。同期や部下と結託して仕事をしていくことで、理不尽な上司からのストレスにも耐えられるでしょう。

もちろん、根本的な改善には繋がりませんが、一緒に辛さを分かち合うことでストレスで潰れてしまうことがなくなりますよ。

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対応方法2. 依頼された仕事は速やかに済ませる

上司にストレスを与えなければ、理不尽な行為や態度を避けられる可能性が高くなります。上司も人間ですので、期待に応えてくれる部下を無下に扱ったりしません。

理不尽な上司を毛嫌いするのではなく、歩み寄って力を貸す様な付き合い方をすれば態度も変わるはず。自分の力になってくれる人に対して、上司の理不尽な行動は減ってきますよ。


対応方法3. 当たり障りのない会話をして受け流す

理不尽な上司とストレスなく付き合うには、とにかくコミュニケーションを希薄にして受け流すという対応があります。毎日顔を合わせるような直属の上司にやってしまうと、関係が悪化してしまうかもしれませんが、たまに顔を合わせる上司程度であれば効果的です。

適当に相槌を打ったり、会話に合わせて乗り切りましょう。なるべく近づかないというのも大切です。


対応方法4. 伝達ミスがないよう、普段から報連相を徹底する

ミスを起こしてしまうのは、理不尽な行動や態度を引き出してしまう大きな原因です。特に「聞いていない」という上司をないがしろにするような伝達ミスは一番やってはいけません。

ないがしろにされた挙句、ミスをされれば気分の良いものではないでしょう。そこを自分で把握しておき、全ての責任を担っている上司に、報連相をしておくのは大切な付き合い方です。


対応方法5. 理不尽な上司よりも地位の高い上司に相談してみる

理不尽な上司は、目上の人に従順という特徴がある方もいます。伝えても伝わらない場合や、怖くて直接伝えられない場合は、理不尽な上司よりも高い役職の上司に伝えるという対応をとりましょう。

そうすることで、直してほしい部分が改善する可能性が高くなります。しかし精神的に未熟な上司であれば、逆恨みをされる可能性もありますので、伝え方やその後のフォローは必要です。


対応方法6. 部署異動をできないか上にかけあってみる

部下は上司や先輩を選べません。どうしても耐えられな場合は、部署異動を相談してみましょう。顔を合わせなければ理不尽な行動や態度に悩ませされることもなくなります。

様々な対処法を行い、上手に付き合おうとしても無理なことももちろんあります。単純に相性が合わずにどうしようもないという事もあるのです。理不尽な上司に掛け合いづらい場合は、更に上の人物に掛け合いましょう。


対応方法7. 改善の余地が見受けられない場合、転職を検討する

転職して会社を変えることは、上司や先輩を変える手っ取り早い対応方法です。自身のキャリアを理不尽な上司のせいで変えてしまうのは、納得いきませんが、上司に改善の余地がないのであれば転職してしまっても良いでしょう。

しかし上司とうまくいかないのが、自分に原因がある場合は注意が必要です。仮に転職したとしても自分が原因であれば、また同じことを繰り返すからです。

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いくら理不尽な上司が相手でも避けたほうが良いNG行動

いくら部下とはいえ理不尽な上司には腹が立つことも有るでしょう。時には言い返したくなりますよね。しかしトラブルや余計なストレスは避けたいもの。

ここでは、理不尽な上司に対してのNG行動をまとめました。一体どのような行動がNGなのでしょうか。一つずつ確認していきましょう。


NG行動1. 反論や言い返すなど、反抗的な態度をとる

理不尽な上司は、精神的に未熟な場合が多いです。部下が反論や無視などしてしまえば、更に逆上しトラブルの元になってしまいます。これは男性、女性の上司両方に言えることです。特に最近は女性の社会進出も進んできているので、上司に女性がなる事も珍しくありません。

「女性なんかについていけるか」と女性軽視の発言などは、女性も気にしているところです。そのような相手を逆なでするような反論や、無視などの反抗的な態度は避けるべきでしょう。


NG行動2. 下手に出過ぎてしまう

理不尽な上司は、怒りやすい相手や上司にとってストレスがない相手にされやすいです。理不尽な上司に対して下手に出過ぎると「こいつは何をしても大丈夫」と思われてしまいかねません。

反抗や無視はいけませんが、自分自身の意見はしっかりと言ったり、嫌なものは嫌と伝えることで、相手をつけあがらせるのを防ぐ付き合い方をしましょう。


NG行動3. 感情的になって退職を匂わす言動をする

理不尽な上司は理屈よりも感情的な人が多いです。感情的になっている人に対して、感情的にぶつかっていくと事態は収拾しません。

ましてや部下が感情的になり、退職を匂わす様な発言をしてしまえば、上司だって黙ってはいないでしょう。

一時の感情で大切な仕事を失ってしまうかもしれませんよ。仕事は大切ですので、慎重に考えて行動しましょう。


理不尽な上司との上手な付き合い方を見つけてくださいね。

理不尽な上司との付き合い方は大変ですよね。特に今は男性、女性、年上年下関係なく、様々なタイプの上司がいますので、それぞれに合わせて付き合い方を変えていく必要があるため、疲れてしまうでしょう。

ただ、理不尽な上司だけを変えることは不可能ですので、まずは自分が変わるというのが大切です。理不尽な上司と向き合う部下が、付き合い方や仕事の仕方を変えていきましょう。

理不尽な上司も、部下の対応が変われば、理不尽な態度が減るかもしれませんよ。


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