キモオタの意味とは?気持ち悪いオタクの特徴/相手に合わせた接し方を紹介
「キモオタの意味とは?」
「気持ち悪いオタクの特徴は?」
学生時代、クラスに一人はいましたよね。
今回は、キモオタの意味はもちろん、具体的な特徴や接し方、自分が周囲にキモオタと言われた時の改善方法も解説します!
基準は何?“キモオタ”の意味や定義とは
キモオタとは、そもそも「キモい」という意味合いがあるため、褒め言葉ではなく、周りからの印象がとっても悪い言葉です。
具体的には、漫画やゲームやアイドルなど、自分が好きなことや自分が好きな推し(最も自分が好きなアイドルやアニメキャラのこと)に没頭しすぎて、その他のことに無頓着になり、普段の言動や見た目が気持ち悪い人のことを指します。
趣味にハマりすぎて家に引き篭もっていたり、好きなこと以外に興味がなく服装や言動を気にしないといった行為が挙げられます。
キモオタの明確な定義はありませんが、生活の全てがオタクになっていて、一般的に許容されにくい行動をしてしまう人に対してキモオタと呼んでいるようです。
“キモオタ”という言葉の語源や由来とは
キモオタとは、『気持ち悪いオタク』の略称です。
オタクという言葉は1983年頃から使われており、アニメやゲームなどのマニアックな趣味のことを指していました。そして、最初はその「オタク」自体に、「気持ち悪い」や「侮辱」の意味が含まれていたのです。
しかし、2000年代に入ってからは、趣味や好きなことに熱中する意味合いが強くなり「気持ち悪い」というニュアンスが薄れました。
また、オタクでも自分の見た目に気を遣い、周りとのコミュニケーションを大切にする『ライトオタク』と呼ばれる人も増えたため、『ライトオタク』『オタク』『キモオタ』などと、名称で差別化されるようになりました。
普通のオタクと何が違う?周囲にキモいと思われるポイント
キモオタは、周囲に「気持ち悪い」という印象を与えていることこそが、普通のオタクと違う点です。
例えば、日常生活に支障が出ていたり、周りが見えていないことがその主な原因になるでしょう。
では、具体的にどんな行為をすると周囲にキモいと思われるのか細かく解説していきます。
ポイント1. 好きなもの以外は全く見えていない
好きなことしか見えていないと、その他のことが疎かになり、周囲から好かれる部分が無くなります。
例えば、服装や髪型などの見た目を気にしなくなるため、ダサいファッションや汚い身だしなみになりがち。結果として、好感を持たれにくいモテない容姿になってしまうのです。
人の印象は見た目で大きく変わるため、外見を気にしなくなるぐらい趣味に熱中するのがキモいと思われるポイントになります。
ポイント2. 好きなことを話す時にニヤニヤしている
自分の好きな思いを伝えられる嬉しさからつい顔が緩んでしまう人は、周囲から引かれてしまう傾向があります。
なぜなら、普通の話をしているだけなのに顔がニヤニヤしていると、相手は不信感を募らせて気持ち悪いと思うからです。
特に、あまり他人に共有できない趣味を持っている人は、普段から誰かに好きなことを話す機会がありません。
喋りたい気持ちだけが溜まっていき、そのチャンスが訪れて顔に出てしまうことが気持ち悪いと思われるのです。
ポイント3. SNSだとキャラが変わる人が多い
日常生活で接している態度とSNSでの性格が全く違うと、その裏表のある面を知られた時にキモいと思われることがあります。
例えば、普段は真面目な性格をしているのに、Twitterでは「○○ちゃん(推し)と結婚したい、彼女以外見れない」と盲目な人格に豹変するなどです。
特にSNSは自分の顔や性格を知らない人と、素性を隠して匿名でやりとりできます。
だからこそ、自分の本心を投稿する人が多いのですが、それが普段とのギャップとなって、気持ち悪いと思われる原因になります。
ポイント4. 収集癖が凄すぎる
度が過ぎるほどの収集家は、その好きなものに対しての愛が強過ぎるため他人に共感されにくい傾向があります。
例えば、給料を全額趣味に注いだり、欲しい商品を発売日に買うために徹夜で並んだりするなどです。
そして、その行為が周囲からは重く感じられた時に、「やり過ぎ」と気持ち悪がられます。
同じオタク同士では称賛されますが、オタク気質がない人やオタクに対して免疫がない人からは、「どうして集めるのか意味がわからない」と思われ、キモオタ認定されてしまいます。
一般的に、キモオタと言われる人の特徴を解説!
誰しもがキモオタと認定する基準には、その人の外見や言動などの様々な要素で判断されます。
その中には非常に特徴的なものが多く、一目見たり一言話せばキモオタだと思われることもあるでしょう。
それでは、その具体的な内容について、「外見」「態度や行動」「話し方や口調」に分けて解説していきます。
キモオタと言われる人の「外見」の特徴
人の見た目は、周囲にどんな印象を与えるのかを大きく占める部分です。
そして、キモオタと言われる人には、服装や髪型などでとてもわかりやすい特徴があります。
中には日々の生活習慣が関係しており、見た目に影響を与えている人もいるのです。
では、一体どんな外見が他人からはキモいと思われやすいのか見ていきましょう。
キモオタの外見1. 身だしなみに無頓着
キモオタと言われる人は、好きなこと以外に興味や関心がないため、身だしなみに全く気を使わない傾向があります。
趣味などにはたくさんお金をかけても、服装や髪型にはあまりお金を出さず簡単に済ませてしまうのです。
それが理由でダサいファッションになったり、清潔感のない髪型になりがち。
「どうでもいい」という無頓着な思いが見た目にも反映されることで、周囲からキモオタと思われてしまいます。
ファッションセンスが悪く服装がダサい
服装に全く気を遣っていない人は、流行のファッションや清潔感のある服装などの知識を持ち合わせていません。
だから何を着ればいいのかわからないですし、自分でもそこまで気にしていないので改善も見込めずダサいままになります。
具体的には、ヨレヨレで何年も着ているような年季の入ったTシャツやズボンなどです。小学生や中学生のダサい服をそのまま大人が着ているのをイメージするとわかりやすいかも。
おしゃれどころか、服なんて着れたら何でもいいと思っているところがキモオタと思われる原因になります。
髪型もいい加減で普段はセットしていない
身だしなみに無頓着だと、見た目を整えることに時間を割くのが面倒なので、普段から髪型をセットすることがありません。
髪が多くモッサリしていたり寝癖が付いていたとしても、そのままにしていることが多いです。
そのため見た目に清潔感がなく、周囲からは気持ち悪いと思われがち。
それでもなぜか本人は気にしないため、余計にキモオタという印象を強めてしまいます。
キモオタの外見2. 好きなアニメやキャラクターのTシャツを着用する
漫画やアニメに思い入れのある人は、好きな作品や自分の推しに対して誇りを持っています。
だから普段着る服にも、積極的に自分の趣味であるアニメやキャラクターのTシャツを選ぶのです。
一般的な人の基準からすると、アニメや漫画は見るものであってファッションにまで取り入れようと思う人は少ないでしょう。
しかし、そんな周囲の目も気にせず着用してしまうことが、キモオタと言われる人の特徴です。
キモオタと言われる人の「態度や行動」の特徴
欲望に忠実な人ほど、その態度や行動からキモオタと思われがちです。特に自分の趣味や好きなことに関しては、妥協しない姿勢を貫いています。その具体的な行動パターンなど、キモオタの基準について見ていきましょう。
キモオタの態度1. 給料は全部、趣味に注ぎ込んでいる
趣味の優先順位が最も高くなる人は、度を越したお金の使い方をすると「もったいない」と思われ周囲から引かれます。
特に、給料を自己投資や貯蓄といった今後のために使うのではなく、趣味に使う人に多い傾向です。
ひどい時は「今が楽しければ良い」と考え、後先考えずに全額使ってしまいます。
お金を使い過ぎて後悔する時もありますが、給料が入るとついつい使って周囲から呆れられるのが特徴です。
キモオタの態度2. 趣味の話になると早口になりやすい
オタクの人が趣味の話をする際には、内容を早く伝えたい気持ちから興奮して早口な喋り方になります。
特に普段は大人しい人が急に豹変した態度になると、「何かが乗り移ったのではないか」と恐怖を抱かれ、よりキモオタと思われやすくなるでしょう。
相手からすると話が聞き取りにくくてしょうがなくても、話している本人はそんなことまで気が回らないです。
そしてとにかく聞いてほしい一心で喋るため、話し方が変になってしまう特徴があります。
キモオタの態度3. 趣味のイベントのためなら、絶対に予定を空ける
趣味が人生において何よりの楽しみだと、自分のスケジュールもそれを基準に合わせます。たとえ普段は引きこもりのタイプでも、趣味のために仕事などを休むことも辞さないんです。
その行き過ぎた行動は、周囲の人からすると「おかしい」と思われることが多いでしょう。
このように、自分が好きなことを楽しむためなら、どんな予定があっても優先する特徴があります。
キモオタと言われる人の「話し方や口調」の特徴
オタクの世界には、独特の言葉や話し方があります。一般常識がある人は、周囲から気持ち悪いと思われたくないため極力控えるもの。
しかし、そういった他人からの評価まで気が回らない人は、キモオタと言われやすくなるでしょう。
キモオタの話し方1. ネットスラングを現実世界で口にする
インターネットに入り浸っているキモオタの人は、現実世界よりもネットで人とコミュニケーションを取る時間が長くなる傾向があります。
そのため、ネットで話している口調や単語を当たり前のように使ってしまいがち。例えば「ワロタ」「草」などのネット用語が挙げられます。
しかし、周囲の人からすると聞きなれない言葉なので、よくわからない単語を使い1人で盛り上がっていると気持ち悪く見えるのです。
現実世界とネットの世界を混同しがちな人によくある特徴と言えるでしょう。
身近にキモオタがいる場合の接し方や付き合い方
たとえ相手に良い印象を抱いていなくても、悪いことをしてないなら下手に傷つけるのは可哀想です。
だから、身近にキモオタと言われる人がいても、できるだけ穏便に済ませましょう。ここからは、キモオタとい呼ばれる人たちとの具体的な接し方や付き合い方についてご紹介します。
付き合い方1. 相手の趣味や好きな物について質問して語ってもらう
キモオタと言われる人の中には、自分の趣味や好きなことについて語りたいと思っている人が多いです。
だから聞き役に徹することで、相手は気持ち良く喋れてうまくコミュニケーションが取れるでしょう。
中には理解できない内容もあると思いますが、そんな時はしっかり質問するのも大事です。
終始相手が喋ってくれるはずなので、相槌を打っていれば話は継続されて気まずくなることもありません。
付き合い方2. 相手の趣味について教えを請う
もし少しでも相手の趣味に興味があれば、自分から理解しようとする姿勢を見せましょう。
すると相手も「自分の好きなことに共感してもらえる」と喜ぶため、円満な人間関係を築きやすいです。
それにオタクなので知識は豊富ですし、自分一人で調べるよりも効率的と言えるでしょう。
相手の趣味を知る態度こそが、自分にとっても相手にとってもメリットの大きい接し方になります。
自分が周囲に「キモオタ」と言われた時に改善する方法
周囲の人ではなく、自分がキモオタと言われた際には早急に改善する必要があります。なぜなら自分の身だしなみや言動が、他人にあまり良くない印象を与えているから。
では具体的に、どんなことをすればキモオタという印象を払拭できるのか見ていきましょう。
改善方法1. 清潔感のある身だしなみを心がける
趣味にお金をかけ過ぎて身だしなみに全く気を遣っていない人は、まず自分の見た目を改善しましょう。
具体的には、新しい服を買ったり美容院で髪型を整えるなどの清潔感のある格好を目指します。
見た目が変われば、相手に与えるイメージはガラッと変わるもの。できるだけ好印象を与えやすい、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
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改善方法2. 自分の趣味を周りへシェアしようとしない
趣味のことを周囲に話したくなっても、自分の中に留めておけばそこまでキモいと思われません。
もし相手に聞かれたなら少しぐらい喋っても大丈夫ですが、できる限り自重して自分から話題を振るのは控えましょう。
相手に伝われなければ、どれだけキモオタと思われそうなことを普段していても問題ないからです。
キモオタと言われてからでは遅いですが、事前の対策としては有効な手段になります。
改善方法3. 「俺(私)、オタクだから!」と自分からネタにする
オタクであることをこそこそと隠しているからこそ、バレた時には悪い印象になりがち。
だから自分から話題のネタにすることで、「ただのキャラ作り」という印象を与え、周囲からは気持ち悪いと思われにくいです。
そして話を切り出す際には、恥ずかしがって下を向いたり小さい声で喋ってはいけません。
開き直って自信満々に言うことで、笑い話に変えやすくキモオタのイメージを改善できるでしょう。
改善方法4. 万人受けする趣味も持つようにする
キモオタと思われやすい一つの趣味に没頭していると、周囲からの印象が悪くなります。
そのため、運動や料理などの出来るとかっこいい趣味もあれば、そうしたマイナスのイメージを打ち消すことが可能です。
もし自分がキモオタと言われるのが嫌なら、堂々と公言できるような一般受けのいい趣味を見つけてみましょう。
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キモオタと思われないよう、普段の身だしなみを気をつけましょう。
キモオタと言われる人は、主に見た目や言動などで気持ち悪いと思われることが多くの原因です。そこに明確な基準はありませんが、よくよく観察すればある程度の判断はできます。
もし自分や周囲の人に心当たりがあるなら、きちんとした接し方や改善に努めましょう。
ちょっとでも清潔感があったりかっこいいというプラスの印象を与えられれば、キモオタという悪いイメージをすぐに払拭できますよ。
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