食後に効果的なストレッチメニュー。消化を促す痩せる柔軟体操の方法とは?

織田琢也 2024.05.09
「食後にストレッチをしたいけれど、どのようなストレッチをすればいいの?」と悩んでいる人は多いはず。この記事では、食後のストレッチのポイントや食べ過ぎたときにおすすめのストレッチなどをまとめてご紹介します。簡単に真似できるストレッチなので、ぜひチャレンジしてみてください。

食後のストレッチは最低30分空けてから行う

食事の後、ソファでストレッチをする男女

食後は消化吸収するために、肝臓や胃、小腸などの消化器官に血液を集中させます。このタイミングでストレッチをしてしまうと、消化に必要な血液が筋肉や皮膚へと分散してしまうことに。

実際に、軽い運動をすると内臓系の血液が減り、筋肉や皮膚の血液が増えるという結果があります。その結果、消化に必要な血液が不足して消化不良などの不調を引き起こす原因に

食後にストレッチをする場合は、消化吸収をしている20~30分は控えるようにし、食後30分以降に行うようにしましょう


食前のストレッチはダイエット効果あり

ストレッチでダイエット効果を実感する女性

食欲にはグリセリンというホルモンのバランスによって左右され、グリセリンが多く分泌されると食欲旺盛となりますが、少ないと食欲が減退します。

食前のお腹が空いている状態でストレッチをすると、グリセリンの分泌が減少するので、食べ過ぎを防ぎダイエットに効果的。たくさん食べなくても満足感もしっかり得られるようになります。

ダイエット目的でストレッチをしたい場合には、食前に行うことで効果が高められるでしょう。

【参考記事】はこちら▽


食べ過ぎたときに効果的なストレッチ|お腹周りをほぐす柔軟体操とは?

食後のストレッチをしようとしている女性

ここからは、食べ過ぎたときにすぐにチャレンジできるお腹周りのストレッチを紹介。

どのストレッチも簡単に実践できるものばかりで、食べ過ぎたときの消化吸収をサポートしてくれます。

食後のストレッチとしてどのようなものを取り入れようか迷っている人は、ぜひチャレンジしてみてください。


1. 寝ながらできる消化を助けるストレッチ

寝ながらできる消化を助けるストレッチ


寝ながらできる消化を助けるストレッチは、食後の体に負担をかけないよう寝転んだ状態でできるストレッチです。

内臓を活性化させて消化吸収をサポートするストレッチなので、食べ過ぎたときに向いています。だらだらしながらできて、横になることで内臓を伸ばしやすくなるので消化のサポートに効果的。

お腹周りの内臓が刺激されるのを感じながら、肩を浮かせないよう固定しましょう。食べ過ぎたときに簡単に実践できるストレッチなので、ぜひチャレンジしてみてください。


トレーニングの正しいやり方

  1. マットの上にうつ伏せに寝転ぶ
  2. 両手は肘を曲げて額の下で重ね、両足はまっすぐ伸ばす
  3. 右足の膝を曲げて床から浮かせた状態で、右足を左側にねじる
  4. (3)のときに肩が浮かないように、上半身をしっかりと固定する
  5. 元の姿勢に戻す
  6. 反対側も同じように行う

寝ながらできる消化を助けるストレッチは、片足ずつねじるように行うようにしましょう。ねじるときには、肩が浮かないように注意してみてください。


2. お腹がいっぱいの時にでもできる消化を良くするヨガストレッチ

スクリーンショット_2021-08-20_085553.jpg


お腹がいっぱいの時にでもできる消化を良くするヨガストレッチは、割座をして仰向けになるよう寝転んでいくだけで、お腹周りを伸ばすことができます。ヨガのポーズであるスプタヴィラーサナをすることで消化をサポートするところが特徴です。

割座をして仰向けになるよう寝転んでいくだけで、お腹周りを伸ばすことができます。このストレッチのポイントは、仰向けに寝転がったときにできるだけ膝が開かないようにすることです。膝が開いてしまうと、お腹周りが伸びにくくなるため気をつけること。

簡単に実践できるポーズなので、ぜひ挑戦してみましょう。


トレーニングの正しいやり方

  1. マットの前のほうに正座で座る
  2. 正座した両足を開き、開いてできた隙間におしりを入れる
  3. つま先はおしりと並行になるように向きを確認する
  4. 上体をゆっくりと後ろに倒して両肘をつく
  5. 両肘を床から離して、後頭部、肩、背中の順で床につけていく
  6. (5)のときに膝が骨盤幅より開かないように注意する
  7. 両手をうえにまっすぐ伸ばし、深呼吸をする
  8. 両肘で床にを押して、元の姿勢に戻す

フォームに余裕のある方は、手を頭の上に上げて肘同士を掴むとよりお腹わまりを伸ばすことができますよ。

【参考記事】はこちら▽


3. 食べ過ぎた罪悪感をなくす体幹ストレッチ

食べ過ぎた罪悪感をなくす体幹ストレッチ


食べ過ぎた罪悪感をなくす体幹ストレッチは、体を動かすことで消化をサポートする5分間のストレッチメニューです。

足踏みをしながら肩を回したり骨盤を左右に揺らしたりなど、食後でも簡単できる負荷の少ないストレッチとなっています。簡単な動きですが脂肪燃焼の効果を高めることのできるストレッチなので、食べ過ぎの罪悪感を無くしたいときにおすすめ。

動きながら行うので、動画をみながら一緒に行いましょう。


トレーニングの正しいやり方

  1. マットの上にまっすぐ立ち、大きく2回深呼吸をする
  2. 続いて、足踏みをしながら両肩を後ろ方向に10回まわす
  3. (2)のときに、両肩にそれぞれ指先を置くようにする
  4. 足踏みをしながら両肩を前方向に10回まわす
  5. 腰に手をあてて、左右に10回ずる上体を傾ける
  6. (5)のときに膝は伸ばした状態で、おしりを突き出すようなイメージをする

食べ過ぎた罪悪感をなくす体幹ストレッチは、一つ一つのストレッチメニューにより回数が異なるため確認しながら行うようにしてください。


ダイエットするなら軽い有酸素運動と組み合わせるとより効果的にダイエットできる

食後にランニングをする男女

ダイエットを目的としている場合ストレッチだけをするのではなく、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動と組み合わせるのがおすすめ

有酸素運動は、酸素を取り込みエネルギー源である脂肪を燃焼できる運動なので、直接脂肪を燃やすことができより効率よく脂肪が燃焼できます。

有酸素運動も食後すぐは消化に影響を与えてしまうので、食後に行うなら有酸素運動も30分は経ってから行いましょう。


食べ過ぎたと思ったときは、食後にストレッチをしよう

食後にストレッチをする女性

食後のストレッチは、消化吸収の妨げにならないよう30分以上経ってから始めるのが効果的です

今回ご紹介したおすすめのストレッチは食べ過ぎたときに消化をサポートしてくれるので、食べ過ぎの罪悪感や太ってしまうかもとう危機感から解放されます。

どのストレッチメニューも簡単にチャレンジできるため、ぜひ食後に挑戦してみてください。

【参考記事】はこちら▽

よく一緒に読まれる記事

Enjoy Men's Life