筋トレした後に眠くなる理由|眠気に襲われた時に解消する方法とは?

織田琢也 2022.11.13
筋トレした後に眠くなる理由を知りたい方へ。本記事では、筋トレした後に眠くなってしまう理由や原因から、睡魔に襲われたときの対処法まで大公開!トレーニング後に眠気に襲われてしまう人にはおすすめの内容になっていますので、気になった方はぜひ参考にしてみてください!

筋トレ後は眠くなりやすい条件が揃っている

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筋トレ後に訪れる眠気は、なかなか抗いにくいもの。筋トレの直後だけではなく、その翌日にまで影響が及んでしまうこともあります。

実は、筋トレの後に眠くなってしまう人はかなりの割合に上ります

実は、筋トレ後には眠くなりやすい条件がたくさん揃っていて、どうしてもうとうとしてしまうのは、ごくごく自然なことなのです。


筋トレ後に眠くなる理由5つ|眠気に襲われる原因を解説!

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筋肉を鍛えるためトレーニングを行っている人が、悩むことになりがちな眠気。

せっかく理想の身体を手に入れるために努力を重ねていても、眠気が筋トレや、それ以外の生活の邪魔になってしまうと、トレーニングそのものを断念してしまうことになりかねません。

では、この眠気にはどんな理由があるのでしょうか。

今回はまず、筋トレ後に眠くなる理由を解説します。

トレーニングそのものが眠気で億劫になってしまわないためにも、ご参考いただければ幸いです。


筋トレ後に眠くなる理由1. トレーニングによる疲労感によるもの

筋トレ中にきちんと身体を使えば使うほど、その分疲れが蓄積。

強度の高い運動をして疲れると、筋線維が一度破壊されるため、身体はそれを修復しようとエネルギーを求めます。その結果、脳が「休んで修復用のエネルギーを溜めろ」と指令を出し、眠くなるというわけです。

疲れたら眠いと感じてしまうのは、道理に適っていますね。


筋トレ後に眠くなる理由2. 糖分不足が起きているから

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人間の身体は、食事をして取り込んだ糖分の一部を、グリコーゲンという形に変えて溜め込んでいます。

筋トレをする時、このグリコーゲンはエネルギーとして消費されます。結果として体内の糖が失われ、血糖値の低下を招いてしまうのです。

糖値が下がれば脳に回すためのエネルギーが足りなくなるため、頭がボーッとして強い眠気と認識されることになります。


筋トレ後に眠くなる理由3. 交感神経から副交感神経へとシフトするから

人体は、交感神経と副交感神経がバランスをとり、その時に合ったコンディションへと調整されています。

運動をする時、一般的には交感神経が優位に働き、身体の感覚や動きを活性化。逆に筋トレを終えてクールダウンを始めると、副交感神経が優位になり、身体を休めるモードに移行します。

当然身体を休めるためには睡眠が必要なので、自然と眠気に襲われてしまうでしょう。


筋トレ後に眠くなる理由4. 成長ホルモンが分泌されるから

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筋トレをすると、血中の乳酸濃度が上昇して、成長ホルモンの分泌が促されます。

成長ホルモンは、筋肉を作るために大きな役割を果たし、体脂肪の分解にも関わる重要な要素。

しかし、本来成長ホルモンは、睡眠をとっている時に分泌されることが多いもの。その分泌により、深い睡眠を促されてしまうことがあると言われています。


筋トレ後に眠くなる理由5. 体温が急激に下がるから

体温は、睡眠に密接に関わっています。

運動をすると基本的に体温が上昇し、止めると同時に急激に低下します。これは夜に眠気を覚えるメカニズムに非常に似ていて、昼から夜にかけて生理的に起こる体温の低下が、筋トレ後疑似的に発生するのです

その結果、脳は「夜だ、眠ろう」と勘違いを起こし、強い眠気を引き起こします。

参考:体の熱を逃がすことで眠気が訪れる


筋トレ後の眠気を解消する対処法|眠たくならない方法ってあるの?

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トレーニング後に眠ってしまっていいような状況は、その実そんなにはないもの。なんとか一日を終えるまで、しっかりと活動をしたいですよね。

そこで次の項目から、トレーニング後の眠気対策を解説していきます。

これでもう、筋トレ後にうとうとしてしまうこともありません。


筋トレ後の眠気を解消する方法1. トレーニング前に糖分やタンパク質を摂取しておく

トレーニング後、低血糖や成長ホルモンの分泌のせいで眠くなります。それを治めるための栄養をとっておきましょう。

チョコレート、キャンディなどで糖分をとっておけば、低血糖の上昇を防げます。また、筋肉の修復を助けるため、プロテインで糖分とタンパク質を摂取しておくのも大変有効です。

どちらも運動後、筋肉を成長させるためにも必要不可欠な栄養素である上に、眠気への対策ができます。


筋トレ後の眠気を解消する方法2. トレーニングの負荷を軽めする

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現状のトレーニングの負荷が高すぎて、疲労から眠気が来ているということも考えられます。

その場合トレーニングの負荷を少し軽くすることも対処法の一つです。

  • ランニングをウォーキングに変更する
  • サーキットのセット数を減らす
  • マシンを使用しているのなら負荷を一つ落とす
  • ダンベルやバーベルなどの重量を軽めにする

など工夫してみましょう。

まずは自分に合ったトレーニングで留めて、強い疲労感を溜めて眠気が来ないように負荷を調整しましょう。


筋トレ後の眠気を解消する方法3. コーヒーなどでカフェインを摂取する

カフェインを摂取すると、興奮作用により眠気が冷めることがわかっています。カフェインの効果が表れるタイミングは個人差がありますが、最も作用が大きくなるのは1時間~2時間後のため、トレーニング前に飲んでおくのが良いでしょう。

カフェインが多く含まれている代表的なものは、コーヒー、紅茶、緑茶などの飲み物です。また、先立って糖の摂取のために挙げたチョコレートも、比較的カフェインを多く含むお菓子です。

利尿作用もあるため飲みすぎには注意が必要ですが、他の飲料と併せて適量を摂ると、眠気への良い対処法となるでしょう。


筋トレ後の眠気を解消する方法4. 仮眠する時間を確保する

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眠いのならば、思い切って仮眠をとってしまいましょう。筋トレで疲労した身体と脳を休ませることで、眠気を払うことができます

おすすめの睡眠時間は15分~30分程度。

がっつりと眠ってしまうと、肝心の夜に寝付けなくなったり、睡眠モードに移行してしまって、その後起きていても身体がだるかったり、という事態が考えられます。

仮眠は、筋トレのみならず、その後の活動のクオリティも上げてくれます。時間を確保して、ぜひ試してみてください。

【参考記事】筋トレ後の昼寝は実はけっこう効果的です!▽


正しく対策して、筋トレ後のウトウトに負けないようにしよう!

トレーニングをした後にウトウトしてしまうのは自然なこと。思い切って仮眠することも大切ですが、時には寝てはいけない場面もあるでしょう。

そんな時は今回紹介した眠気対策方法をぜひ試してみて。


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