小綺麗(こぎれい)の意味とは?大人な見た目の女性になる“10の方法”
「小綺麗の意味とは?」
「小綺麗な女性になる方法は?」
小綺麗な女性に憧れることってありますよね。
今回は、小綺麗の意味や小綺麗な人の特徴、小綺麗な人になるための方法も解説していきます!
小綺麗(こぎれい)とは?どんな意味で使われるの?
「小綺麗」とは、身なりや所作に清潔感があり、品の良い様を意味する言葉です。
顔立ちの美醜に対する言葉ではなく、全体の雰囲気や印象、見た目の感じ方で使われる言葉になります。
そのため、性別や年齢、ファッションの傾向には左右されず、清潔感を感じられるかどうかで、「あの人、いつも小綺麗よね。」などと言われるのです。
「小綺麗」と「綺麗」の意味の違いとは?
「小綺麗」と「綺麗」、一見、とても似ているようで実は全く違う意味になります。
「小綺麗」が、全体の雰囲気や印象、見た目の感じ方に使われる言葉に対し、「綺麗」は顔の作りや容姿が美しく整っているかどうかに対して使われる言葉です。
例えば、顔立ちが整っていて、誰がみても美人さんだと言われる人は、「本当に綺麗な人ね。」と言われる事が多くなります。
一方、顔立ちは美人さんというより可愛らしい顔立ちで、いつも清潔感のある身なりをしている人の場合、「〇〇さんって、可愛らしくていつも小綺麗にされているわね。」と言われる事が多くなるのです。
「小綺麗」の使い方は?皮肉や悪口の意味で言われるってホント?
ポジティブな意味合いのある「小綺麗」ですが、場合によっては「まあまあ綺麗な人」「そこそこ綺麗にしている人」などのネガティブな意味合いになる事もあるので注意。
一見、褒めているような言い方をしながら、ちくりを指すような皮肉や嫌味、悪口の意味を込めて「小綺麗」という言葉が使われることがあります。
「〇〇さん、最近少しは小綺麗な格好するようになってきたわね。」
などと、よくよく考えると全く褒めてないうえ、遠回しな皮肉として使われる事も多いので、「小綺麗」と言われた時には、その言い方に少々注意したほうが良いかもしれません。
小綺麗な人の“10の特徴”|格好や服装に共通点はあるの?
「容姿とか外見で、小綺麗か小綺麗じゃないかって、みんな、どういう風に判断してるの?」
「『もうちょっと小綺麗な格好しなよ。』って言われたけど、私のコーデって何がだめなの?」
小綺麗な人とは、一体どんな人を指すのか、よく分からない事もありますよね。
まずは、小綺麗な人と言われやすい格好や服装の特徴について、一つずつチェックしていきましょう。
特徴1. 頑張りすぎてない年相応の服を着ている
20代には20代の、30代には30代の美しさがあるもの。
しかし、若かりし頃の自分の美しさに固執して、何年経っても自分が一番輝いていたと思っている頃の格好をし続ける人もいます。
小綺麗な人は、妙な若作りはせず、今の自分らしさを大切に出来る人。
例えば、40代になっても20代なりたての頃のような露出度の高いファッションをするのではなく、エレガントな大人の余裕を感じさせてくれるファッションを選んで、今の自分の美しさを上手に引き出せるのです。
特徴2. 清潔感がある綺麗めな大人コーデ
小綺麗な人に欠かせないのが、さりげない清潔感。
カジュアルなファッションだけど、ちょっとおしゃれなレストランにも行ける程度には、綺麗めな大人コーデである事が大切です。
例えば、スポーティーでカジュアルな服装を選ぶなら、足元にちょっとドレスライクな靴を合わせたりすると、大人っぽい綺麗めコーデが作りやすくなりますよ。
特徴3. 洋服にシワや毛玉がない
同じ格好をしていても、清潔感があるかどうかは、その服装のお手入れ次第で大きく変わってきます。
そして、いつも小綺麗にしている人は、基本的にモノを長く大切に使う事ができる人なので、手持ちの洋服のお手入れだって欠かせません。
例えば、
- シャツやパンツには、いつもアイロンされているのが分かるぐらいシワがない
- ニット素材のカーディガンはまるで新品のように毛玉一つついていない
など、小綺麗な人は、着る前のお手入れ一つで印象が変わることをよく理解しているのです。
特徴4. 枝毛がなくて髪の毛に艶がある
バサバサと乾燥して枝毛だらけの髪の毛では、どんなにおしゃれな格好をしていても、清潔感とはほど遠くなってしまうもの。
小綺麗な人はこまめに美容院でヘアケアするだけでなく、自宅でも自分の髪質に合ったシャンプーとトリートメントで適切なヘアケアをしています。
そのため、美容院帰りでなくても、天使の輪ができるようなまとまりのある美しいヘアスタイルをキープできるのです。
特徴5. ナチュラルな黒髪や落ち着いたブラウンヘアー
髪質と同じように、ヘアカラーも清潔感に大きく影響します。
ハイトーンカラーや、パッと目を引くビビットカラーは、小綺麗な人に欠かせない清潔感からどうしても遠ざかってしまいがち。
小綺麗な印象がある人は、落ち着きと品の感じられるカラーを選んでいるのです。
特徴6. 指先までしっかりケアしていている
外見全体の印象も大切ですが、清潔感の有無は末端に現れるもの。
特に、指先が荒れていたり、汚れていたりすると、清潔感はあっという間に消し飛んでしまいます。
小綺麗な人の指先は、常にしっかりケアされているのが特徴です。
- マニキュアをするなら、派手なデザインよりフレンチネイルなどのシンプルなデザイン
- マニキュアをしないなら、こまめに磨いてツヤがあり、ささくれのない爪
また、長すぎず、深爪しすぎず、程良い短さで爪の裏側も汚れていないのも特徴です。
特徴7. すれ違いざまに”ふんわり”と良い匂いが香る
小綺麗な人は、香りも上手にコントロールして、上品さや清潔感、華やかさを自在に演出できるもの。
そして、強すぎず、TPOに合わせた香りを程よくふんわりと香らせるのが特徴です。
レストランなどに行く時には、香りの強いイタリアンなら、スカートの裾やくるぶしに軽めのコロンをさっと振りかける程度にし、繊細な香りの和食なら、香水の類は一切控えるなどと、香りと上手に付き合えます。
特徴8. ブランド品にこだわらず、良いものを長く使う
質の良さや知名度から、どうしてもお高くなってしまうブランド品ですが、使い方によっては、せっかくのブランド品でかえって清潔感を失ってしまう場合もあります。
特に、どこのブランドか丸わかりのアイテムで全身コーデをしたり、ブランド品であることをまるで見せびらかすような仕草は、ただただ品のない人になってしまうのです。
小綺麗な人は、どんなモノでもしっかりメンテナンスしながら大切に使うので、ブランド品にこだわる事がありません。
また、どんなファッションでも、全体のバランスやTPOをしっかり意識しているため、主張が強くなりそうなブランド品はあまり使わないのも特徴です。
特徴9. メイクはナチュラルさを意識
今の自分の容姿を無視して、自分がなりたい姿をひたすら追いかけるようなメイクをしないのも、小綺麗な人の特徴です。
30代40代50代と年齢を重ねていけばいくほど、昔はなかったシミやシワ、タルミなどがどうしても出てきてしまいます。
しかし、小綺麗な人は、それらをファンデーションの厚塗りなどで無理やり隠そうとはしません。
何故なら、厚塗りメイクは、ゴテゴテと暑苦しい印象や、けばけばしい印象になりがちだから。
それを分かっているため、今の自分の美しさを上手に引き出してくれるナチュラルなメイクを好むのです。
特徴10. 手入れされていることがわかる綺麗な肌
今の自分の容姿と上手に向き合えるのが小綺麗な人ですが、肌のお手入れを放置しているわけではありません。
肌質に合わせて、ツヤやハリを意識したお手入れをこまめにしているので、実年齢よりも5〜10歳ほど若く見られることが多いのも特徴です。ナチュラルな若々しさと清潔感をキープしています。
小綺麗な人になる“10の方法”|今すぐ取り入れられる習慣とは?
「会社の先輩から『いつもおしゃれだけど、小綺麗な服装も似合うと思うわよ?』って言われた」
「友達に『もうちょっと小綺麗な見た目になりたいって思わないの?』って言われちゃった…。」
小綺麗な人や綺麗な人になるには、一体どうしたら良いのでしょうか?
ここからは、小綺麗な人や綺麗な人になる方法について、今すぐ取り入れられる習慣ややり方を紹介していきます。
方法1. 雑誌を読んで自分の年齢に合った服を知る
自分の年代におすすめの服装やコーデを知りたいのであれば、雑誌を読んでみるのが一番手っ取り早い方法です。
誰でも情報発信者になれるSMSと違い、雑誌の場合は、各雑誌ごとにターゲットとなる読者層が決まっているので、迷いなく自分の年齢に合った服装やコーデを見つけられます。
- 20代:「Sweet」「MORE」「Steady」
- 30代:「VERY」「リンネル」「LEE」
- 40代:「GLOW」「STORY」「Marisol」
あたりがおすすめですよ。
方法2. 服を着る前にアイロンをかけたり、毛玉を取る
洋服についたシワや毛玉は、清潔感の大敵です。
どんな服であろうと、着る前に軽くアイロンをかけたり、毛玉や系のほつれを取ったりするなどの簡単な処理をするだけで、見た目の印象が大きく変わります。
アイロンは、ハンガーにかけたまま使えるスチームタイプのアイロンだと、外出前の忙しい時間帯でもさっとアイロンがかけられるのでおすすめです。
また、ウールやカシミヤなどの厚手のコートなどは、帰宅後に軽くコート用ブラシでコート表面の埃を払ってあげるなど、一手間かけるだけで、長持ちしやすくなりますよ。
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方法3. ウッディな匂いがする香水をつける
小綺麗な人になりたいのであれば、香りを味方につけるのも良い方法です。
とはいえ、香り一つでその人の印象も大きく変わるので注意が必要。
大人っぽく小綺麗な印象にしたいのであれば、「Aesopのヒュイル」や「JO MALONEのブロンズウッド&レザーインテンス」などを試してみるのもおすすめ。
とはいえ、同じ香水でも人によって香り方も変わってくるので、自分の手首にひと吹きお試しして、トップノート、ミドルノート、ラストノート、と、香りの変化を試してから購入するようにしましょう。
方法4. 家では洗い流さないトリートメントで髪のケアをする
小綺麗になるには、髪は命。潤いと艶感溢れる美しい髪になるためには、日々のホームケアが欠かせません。
お風呂タイムに使うシャンプーやトリートメントが変えるとそれだけで、洗髪後の髪の仕上がりが大きく変わってきます。
また、ドライヤーで髪を乾かす時や、ヘアアイロンなどでスタイリングする時などは、髪を熱から保護してくれる洗い流さないタイプのトリートメントで、しっかり髪を保護しましょう。
洗い流さないトリートメントも使い方や種類によって、ふんわりエアリーな仕上がりや、重ためで束感をつけやすい仕上がりなど、様々なタイプがあるので、いくつか試してみるのがおすすめですよ。
方法5. 肌の悩みがあっても、ファンデを厚塗りして隠さない
シミやシワ、クマ、くすみなど、肌悩みがあるとどうしてもファンデーションで隠してしまいたくなるもの。
しかし、ファンデーションの厚塗りは老けて見えるだけでなく、ファンデーション特有の匂いがキツくなってしまう場合もあります。
小綺麗な人になりたいのであれば、どうしても気になる部分だけコンシーラーやコントロールカラーなどでカバーして、それ以外の部分はナチュラルに仕上げるのがおすすめですよ。
方法6. ブランド品ではなく素材にこだわって小物を選ぶ
ブランドの名前ではなく、良質な素材のものを選んで長く使うのが小綺麗な人の特徴です。
バッグや靴などの小物類は、数シーズンで使えなくなってしまう合成素材ではなく、天然素材のものを選ぶようにしましょう。
天然素材のものは、その素材ゆえ、どうしてもお値段が高くなりがちですが、適切なお手入れを定期的に行うことで、何年何十年と長く使う事も可能です。
こまめなお手入れを続けていく事で、天然素材ならではの美しい艶感も出てくるので、購入当初よりも綺麗な質感が楽しめるようになります。
方法7. ネイルサロンに行って、爪を綺麗にしてもらう
細かい爪のケアをするのが小綺麗になるための近道。しかし、自分自身でのネイルケアには、限界があるもの。
綺麗な爪を手に入れたいのであれば、ネイルサロンで爪の根本にある甘皮や、爪のくすみの原因にもなってしまうルースキューティクルなどのお手入れをプロの手でして貰いましょう。
プロの手でネイルケアして貰うだけでも、イキイキと健康的な爪に生まれ変わります。
また、ネイルカラーをする時は、仕事でも悪目立ちしにくいナチュラルなカラーやデザインの方が、清潔感が出やすくなりますよ。
方法8. 美容院に行って落ち着いたカラーに染める
手っ取り早く小綺麗な外見になりたいのであれば、清潔感と上品さを演出しやすい暗めのヘアカラーに変えるのがおすすめです。
自宅でも自分でヘアカラーを変えられますが、色ムラが出来やすいので、必ず、美容院でカラーリングしましょう。
ナチュラルな艶感のある地毛風の黒髪や赤みを抑えたブラウンカラーなら、肌色も綺麗に見えやすいので、小綺麗で清潔な印象の外見に近づきやすくなりますよ。
方法9. 保湿を入念に行い、日焼け止めを毎日塗る
どんなに外見を清潔感のある外見にしても、肌が荒れていては清潔感を感じられません。
肌ケアで一番大切なのは、保湿です。
お風呂上がりには、顔だけでなく身体にも必ずボディクリームやボディオイルなどで塗り、肌をしっかり保湿しましょう。
また、紫外線を浴びると、肌にも大きなダメージを与えてしまいます。
季節を問わず、必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。
曇りの日でも紫外線は降り注いでいるので、毎日のスキンケアに日焼け止めを組み込むのがおすすめですよ。
方法10. 眉サロンで眉毛を整えてもらう
眉は顔の額縁といわれるほど容姿に影響する重要なパーツです。
眉サロンでは、自分自身では難しい、自然な形の眉毛にして貰えます。
余分な眉毛は、眉ワックスなどを使って毛を抜いてくれるので生えてくるペースも遅く、綺麗に整えた眉の形をキープしやすくなるのでおすすめです。
また、眉サロンであれば、「若々しい印象にしてほしい。」「エレガントで品のある綺麗な顔立ちに見せたい。」など、自分のなりたい容姿に合う眉毛にしてくれますよ。
周りから一目置かれるような小綺麗な女性を目指してみて。
自分は小綺麗だと思っていても、周りから小綺麗だと思われていない場合があるので、まずは、今の自分の容姿やファッションなどを冷静に見返してみましょう。
小綺麗になるためには、日頃のこまめなケアや心がけが大切。毎日のスキンケアにもう少し時間をかけて自分磨きに励んでみて。
周りに一目置かれるような美しい小綺麗な人を目指してくださいね。
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