“図太い人”の特徴やメリットとは？屈強なメンタルを手に入れる方法6選

図太い人の8つの特徴｜行動や言動で分かる共通点とは？

「図太い人ってどういう人？具体的な特徴を知りたい」

「図太い人とそうでない人の違いは何？」

「あの人図太いよね」と言われても、どんな特徴かわからない人も多いはず。

そこで、ここからは、図太い人に共通する行動や言動の特徴を解説します。

図太さは男性、女性どちらにも共通するのでぜひ周りの人にいないか確認してみてくださいね。

特徴1. 自信家で臆することなく意見を言える

図太い人は中途半端な状況を嫌い、何でも白黒ハッキリさせたい心理の人が多いと言われています。

何か決め事があっても、

「自分は〇〇以外考えられない」
「絶対に〇〇がいい」

というように、臆することなく自分の考えを発言するでしょう。

自分の性格や考えに自信があるので、「こんなこと言って平気かな」と不安になるようなことも、ほとんどありません。

特徴2. 周りの意見に左右されず、自分の主張を変えることがない

図太い人は自分の考えは正しいという自信があるので、誰にどう思われようと気にしていません。

10人中9人が「YES」であっても自分が「NO」であれば主張を変えることはないでしょう。

また、「ここで自分の意見を変えたら負けだ」と考える負けず嫌いなところもあります。

周りに合わせる必要がないと思っているので、他人の意見に左右されることはまずありえないのです。

特徴3. プライドが高く、頑固だと思われやすい

図太い人は「自分は仕事ができる。間違えることはない」と自分を誇らしく思っている傾向があります。

そのため、他人の意見や考えを素直に聞き入れるのが苦手。自分とは違う考えの人とは対立してしまいがちです。

意志の強さを感じ、誇れるようなプライドであれば周りも認めますが、ただの頑固だと敬遠されることも少なくないでしょう。

特徴4. 自分本位で、どんな時でも堂々としている

周囲の視線を気にしたり、遠慮したりすることに神経を使わないのが図太い人。

どんな状況、相手でも気にせず大胆に発言や行動をしてきます。

例えば、「今日、あのお店に行きたい」と思ったら遅い時間でも「迷惑かも」などとは考えずに誘ってくるでしょう。

大勢の人前でも、もじもじすることなく堂々とした立ち振舞をするので、いい意味で言えば肝がすわっているように見えますが、自分勝手な人というイメージは強いです。

特徴5. 他人に干渉せず、お世辞を言わない

図太い人は興味があるのは自分だけ。

職場の上司や先輩、ご近所さんとの付き合いでも、わざわざお世辞を言って相手から良く思われたいなどと考えていません。

その場だけヨイショしても、意味がないと感じているし、他人と関わりすぎても自分に得はないと思っているのです。

だからこそ、上辺だけの付き合いや人間関係を一切好まないでしょう。

特徴6. 楽観的で細かい事を気にしない

図太い人は、「失敗したらどうしよう」というような不安や恐れを感じにくい性格と言えます。

トラブルが起こっても、「大丈夫、なんとかなるだろう」「細かいことは気にしない」という心理があり、基本的に楽観的。

他人から見るとミスをして落ち込みそうな事でも、失敗と思わずにケロッとしています。

特徴7. 意志が強くマイペース

図太い人は、ブレない自分の世界観を持っていることが多いです。

「人は人、自分は自分」
「やりたいこと、やりたくないこと」

とはっきりしているので、人に合わせることが苦手で自分のペースを貫くでしょう。

例えば、

• 職場で他の人が忙しそうにしていても、気にかけることはなく自分の作業に集中している
• 好きな男性、女性に映画に誘われても、自分が見たいと思わなければ行かない

など。ただ、マイペース感が過ぎると無神経な人と思われてしまうこともあります。

特徴8. 見栄を張ることがなく、人によって態度を変えない

相手が上司や部下などの上下関係だとしても、図太い人にとっては何の影響もありません。

裏表のない性格なので、自分を良く見せようと見栄を張ることはことは、まずないでしょう。

相手が誰であっても、自分の考え、意見、願望を包み隠さず話すので、仕事面や職場の人たちからは「信頼できる人」と思われている可能性が高いですよ。

図太い人の5つのメリット｜メンタルが強くて良いことはある？

図太い人の特徴を見てみると、マイペースで自由に生きているイメージが強いですね。

他人の目を気にせず、良い意味で無神経さがあるのが図太い人。

では、一体メンタルが強いとどんな良いことがあるのでしょうか。

ここからは図太い人のメリットを確認していきましょう。

メリット1. 裏表がなく、対人関係でストレスを溜めることが少ない

図太い人は他人にどう思われているか気にしません。相手が誰であろうと、自分を偽ることなく好きに行動し発言します。

ストレスを感じる苦手な人とは無理に付き合わないと割り切っているので、嫌われることを恐れず自分らしさを大切にしていると言えるでしょう。

人間関係でまずストレスが溜まらないことは大きなメリットと言えますが、裏表がない正直な性格に魅力を感じてくれる人も多いので、密かに人気がある存在と言えます。

メリット2. 失敗を引きずらないので、立ち直るのが早い

自分に自信があり、強い意志があるので失敗をしても自分が否定されているとは感じないのが図太い人の特徴。

基本的な性格が楽観的な傾向にあるため、失敗を深く考えず「まあいいか」とすぐに気持ちを切り替えるので立ち直りが早いです。

いつまでもクヨクヨと失敗を引きずらないので、どんなことも前向きに捉えて次に進んでいけます。

メリット3. 周囲に安心感を与え、頼られやすい

大胆な性格と度胸を持ち合わせている図太い人は、些細な心配ごとやショックなことは気になりません。

大勢の人前でのスピーチなど普通の人であれば、緊張してしまいそうな場面でも物怖じせず堂々としています。

そのため、頼られやすく、同じチームにいるだけで周囲の人に心理的に安心感を与えてくれるので、評価が高いでしょう。

メリット4. チャレンジ精神が豊富で、成功に繋がるチャンスが増える

図太い人は、いつでもポジティブ思考。

チャレンジ精神が豊富で、「どんなことでもまずは一度挑戦してみよう」と考えます。

自分に自信があるので、失敗を考えるよりも躊躇せずに行動するといえるでしょう。

持ち前の度胸でどんどんトライする結果、成功に繋がるチャンスが増えます。なんだかんだ、図太い性格のほうが、出世しやすいと言えますよ。

メリット5. 心身ともに健康な日々を送ることができる

普段の生活の中でも人間関係や仕事、勉強など様々な悩みはつきものですが、図太い人はクヨクヨと悩むことが少ないです。

「周りがやっているから、自分もやらなければ」と焦ったり、心配したりすることがありません。

「気になることがあって眠れない」など苦しい状況が少ないため、ストレスを感じにくく心身ともに健康になると言えます。

図太い人の4つのデメリット｜無神経さで損することってあるの？

図太い人のメリットを見ると「図太い人って得な性格」と感じるのではないでしょうか。

しかし、以外にも図太い人は自分で自覚がなく、自分の無神経さに悩んでいる人もいるようです。

ここからは図太い人のデメリットを確認していきましょう。

デメリット1. 無神経な振る舞いで、相の心を傷つけやすい

相手にどう思われようとおかまいなしで、我が道を進む性格なのが図太い人。

そのため、周りの人の気持ちを気遣ったり、寄り添ったりすることが苦手な傾向があります。

「こんなこと言ったら傷つくかな」などとは考えずに、思ったことはストレートに口にがち。

悪気がないとはいえ、無神経な振る舞いで相手の心を傷つけやすく嫌われてしまうかも。

デメリット2. 空気が読めず、周囲の人と衝突しやすい

どちらかというと、日本人は周りの空気に合わせる人が多く多数意見に賛成しがち。

一方、図太い人は意思が強く、周りの意見に流されることが少ないと言われています。

誰に何といわれようと、反対意見をはっきりと言うため「少しは空気を読んでほしい」と思われているでしょう。

なかなか引かず自分を押し通そうとして、周囲と対立しがちになってしまいます。

デメリット3. プライドが高く、ミスをしても謝れない

強い信念があるからこそですが、図太い人は「自分は他の人よりも優れている」「自分の考えは常に正しい」と思っている傾向があります。

間違いがあっても他人から意見されたり指摘されたりするのを嫌うので、自分の非を認めようとしません。

プライドを保つために、素直に謝れないので、頑固で自己中心的と思われてしまうでしょう。

デメリット4. 自分を優先しすぎて、コミュニケーションが取りづらい

他人のことは考えず、自分の都合だけで発言したり行動したりしがちな図太い人。

好き嫌いがハッキリしていて、やりたくないことはやらない、言いたいと思ったことは言うなど自分を優先する傾向に。

そんな一方的で自分本位な行動が増えると、相手は「あの人とはコミュニケーションが取りづらい。何を言っても無駄」と思われてしまうでしょう。

図太い性格になる6つの方法｜良いところを真似して繊細な人から変わるコツは？

「仕事のことを考えて、夜も眠れないくらい心配性の性格を治したい」

「図太い人が羨ましい。自分も図太いメンタルになる方法を教えてほしい」

複雑な人間関係や、厳しい社会人生活。優しくて繊細な心の持ち主の人は悩みがつきず、図太い人が羨ましいですよね。

ここからは、図太い性格になる方法を具体的に解説していきます。

方法1. ちょっとしたことでも自分を褒めるようにする

失敗ばかりに目を向けていると「どうせ自分なんか」とネガティブ思考になりがち。

過ぎてしまったことは気にせず、自分の良いところを意識すると自信がついて図太い人のようになれるでしょう。

いきなり自分の良いところを探そうとしてもなかなか見つからないものですが、

• いつもより、10分早起きできた
• デスクが整理されていて綺麗

など、どんな小さなことでもOK。気がついたらメモをして書き溜めておくと意識も変わりやすくなりますよ。

方法2. 過去の失敗をきちんと受け入れる

失敗してしまったことをいつまでも「どうしよう、怒られるかもしれない」と頭の中で考えていても疲れて落ち込む一方です。

まずは、自分の過ちを認めて受け入れることで、次に行動する恐れも薄れていくでしょう。

失敗を受け入れるためには、

• 失敗の原因を考えて明確にする
• 同じ失敗を繰り返さないように対策する

といったように、失敗した内容に目をむけましょう。

「失敗は成功のもと」と良い意味で開き直ることで図太い自分に近づけますよ。

方法3. 誰にでも好かれようとすることを辞める

誰にでもいい顔をして周囲に気を遣うことに労力を使ってばかりでは、自分に無理をしているので疲れてしまいます。

そもそも、図太い人は自分の意思が強いため他人に合わせたり、好かれたいと考えたりしていません。

まずは、自分の気持ちに蓋をしてまで相手に合わせるのをやめましょう。周りの意見は参考程度にして、自分の意見を大切にします。

狭く深い人間関係であれば、余計な気遣いや心配事が減るので心が楽になりますよ。

方法4. 自分と気が合う人を大切にする

男性でも女性でも、気が合わない人、苦手な人はいるもの。

図太い人は自分の信念を貫くので、周りに流される事が少なく、「気が合わない人とは付き合わなくてもいい」と割り切っています。

例えば、職場で10人中9人、気が合わなくても気にすることはありません。

自分のことを理解し、味方になってくれる人が1人でもいれば心の支えになるはず。

そして、自分のことをわかってくれる人との付き合いを、大切にしましょう。

方法5. 失敗するのが当たり前だと意識する

「失敗してはいけない」と最初から上手くやろうとすると、失敗した時に凹んでしまいがちです。

「失敗するのが当たり前。失敗しても大丈夫」くらい軽い気持ちでいると、新しいチャレンジも怖くありません。

「失敗は悪いこと」「失敗して迷惑をかけられない」という考えは捨ててしまいましょう。

どんなに優秀な人でも100％完璧な人はいません。みんな失敗を経験して成長しているのです。

方法6. 率直な意見を言ってくれる信頼できる人を味方にする

自分の言動が間違っている時、「それはおかしい」と率直に指摘してくれる人がいると安心できますよね。

自分の姿は、思いの他わからないもの。厳しい指摘をしてくれるのは、本人のことを思ってくれているからこそ。

反対に、褒めてばかりくる人は、信用できません。

注意を受けるのは嫌かもしれませんが、最善のことを考えて意見を伝えてくれる人を味方にするといいですよ。

図太い人の良い部分を見に付けて、メンタルを強化してみよう！

嫌われる勇気があり、マイペースで自分らしくいられる図太い人はストレスも少ないでしょう。

厳しい現代社会を生き残るには、図太い性格のほうがいいかもしれません。

ただ、図太すぎる人は無神経でただの痛い人になってしまうので気をつけて。

適度で良い意味での図太さを身につけて、ストレスフリーな生活を送りましょう！