偏屈の意味とは?偏屈者の心理・特徴・上手な付き合い方をレクチャー

HaRuKa 2024.05.09
偏屈な人ってどう接すればいいのか迷いますよね。そこで今回は、偏屈な人の心理や特徴から、上手な付き合い方まで詳しくご紹介します。さらに、周囲から自分が偏屈と言われた時の改善方法も大公開!ぜひ参考にして、偏屈な人への理解を深めましょう!

偏屈な人との付き合い方を知りたい方へ。

偏屈者の心理・特徴・上手な付き合い方

好意や指摘を素直に受け止められない「偏屈な人」。関わると大変なことも多く、どうにかしたいと悩んでいる人もいるでしょう。

そこで今回は、偏屈な人の心理や特徴、そして偏屈な人との接し方をまとめてご紹介します。

どうして偏屈な考え方になるのか知ることで、正しい接し方で対応できるようになるかもしれませんよ。早速どのように対処すればいいのか、見ていきましょう。


そもそも「偏屈」の意味とは?

偏屈とは「素直でないこと、ひねくれていること」という意味があります。

同義語として「頑固、意固地」などの言葉があり、男性女性問わず自分の気持ちや考えを曲げない人を指します。

また、偏屈とは人の話を聞き入れないという一面も。自分の意見や思いが大切なので、ひねくれて捉えたり否定的な回答をしたりすることが多いです。


どんな事を考えてる?偏屈な人の心理4つ

まずは、偏屈な人の心理や考え方をまとめてご紹介します。どうして偏屈になってしまうのか、心理をチェックしてみてくださいね。


心理1. 人に自分の本音を悟られるのが恥ずかしい

偏屈な人は、ありのままの自分で他人と接することに抵抗があります。ある一定の距離感を保って人と接したいと思うので、本音を悟られないようにしようと気にかけていることが。

相手が本音に迫るような発言をすると、それをカバーするために「そんなことない」「勘違いじゃない?」などと偏屈を言ってごかまそうとします。


心理2. 内心では素直になりたいと思っている

偏屈な人は、男性女性問わず他人の前で自分を上手に表現できないことが多いです。本当は「素直になりたい」「相手の気持ちを受け入れたい」と思っていても、なかなか素直になれず悩んでいる場合も。

特に、友人や家族、上司などから指摘やアドバイスを受けると、なかなか素直に受け止められず偏屈な発言をしてしまうことが多いです。


心理3. 素直になれない自分を受け止めて欲しいと思っている

偏屈を言うことで「構ってもらえる」「受け止めてもらえる」という心理が働いていることも。男性女性問わず偏屈な人の中には、あえて偏屈を言うことで相手の反応を待っていることがあります。

素直になれずについつい反抗してしまう自分を「仕方ないな」と受け止めてほしいと思っています。このタイプは、誰かに甘えたいという心理を抱えていることが多いです。


心理4. 人へ強く当たることで優越感に浸りたい

偏屈な人の中には、理不尽な発言をする人もいるでしょう。このタイプは、あえて傲慢な発言をすることで周囲を萎縮させて、優越感を感じようとします。

「自分は偉いから周囲が合わせてくれる」「自分の意見に合わせてくれる」と思っているので、臆することなく強く当たります。そして、周囲が自分の思うように動いてくれることで満足感を得ようとします。


偏屈な人に共通する10個の特徴とは

ここからは、偏屈な人に興味する特徴をまとめてご紹介します。

偏屈な人は変わり者だと思われることが多く、共通の行動を取ることがあります。

彼氏や彼女、会社の人など身近な人を思い浮かべながら、チェックしてみてくださいね。


特徴1. 人に甘えたり頼ったりするのが得意じゃない

偏屈な人は、自立心が強く一人で様々なことをこなせる人が多いです。自分の力で何とかするという考えが身についているので、周囲のサポートを受けることが苦手なところが特徴。

そのため、周囲が手を貸そうとしても、偏屈を言って断ることや突き放すような発言をすることがあり「変わり者だな」と思われてしまいます。


特徴2. 警戒心が強く、人の事をあまり信用していない

周囲と一定の距離感を保とうとするのも、偏屈な人の特徴です。今までの経験などから他人のことを信用していないので、自分の本音を隠そうとします

そのため、周囲が本音に迫るような発言や質問をした時には、偏屈を言って本音を悟られないように自己防衛をすることが。偏屈を言うのは、警戒心の表れでもあります。

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特徴3. 頑固で人の意見に耳を傾けようとしない

偏屈な人の中には、頑固な一面を持っている場合も。自分の意見や意思を貫き通したいと思っているので、周囲の意見を聞き入れようとはしません。そのため、的確なアドバイスをしたとしても「それは違う」「私の考えの方が合っている」という旨の発音をして、聞き入れようとしないところが。

また、頑固な人は人から指摘されることを嫌うので、偏屈を言って突き放すことも多いです。

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特徴4. 日頃から屁理屈や嫌味を口にする機会が多い

日頃から、人の弱味や弱点など粗探しをする癖がついている人もいます。

欠点ばかりが目に留まってしまい、それを指摘することで優越感を得ようとします。相手の欠点ばかり集めれば「自分の方が上だ」と感じることができるからです。

また、相手を思ってする注意ではなく、屁理屈や嫌味だを捉えられてしまうような指摘の仕方をするところも特徴です。


特徴5. 不器用な性格で感情表現が苦手

屁理屈な人の中には、自分の感情を表現する方法が分からず悩んでいる人もいます。相手からの指摘や意見を素直に受け止められればいいのですが、ついつい反抗してしまうところが特徴です。

特に、気心の知れた彼女や彼氏、家族などに対しては、素直になれないことがあります。思うように気持ちを伝えられずに、屁理屈を言ってしまうんです。


特徴6. 自己中心的で身勝手な行動をとることが多い

男性女性問わず屁理屈を言う人は、自己中心的な考え方をしているところが特徴です。自分さえよければいいので、ひねくれた発言をして相手がどう思うのか、どう感じるのかまで考えることができません。

また、周囲から何を言われても動じない身勝手な行動を取ることも多く、屁理屈であることに開き直っているところも見受けられます。

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特徴7. 意地っ張りな性格で、人の好意や親切を素直に喜べない

本当は素直に「ありがとう」「嬉しい」などの気持ちを表現したいのですが、自分の意地が邪魔をして素直になれない人もいます。相手の気持ちや好意は充分理解しているのですが、言葉にしようとするとどうしても偏屈になってしまうところが特徴です。

特に、彼氏や彼女の関係となると、感謝の気持ちや好意を伝えられず、素っ気ない態度を取ってしまうこともあります。


特徴8. プライドが高く、見栄や虚勢を張りやすい

偏屈な人は、男性女性問わずプライドが高い人も多いです。相手よりも自分の方が偉いと思わせたいので、見栄を張った発言や見下すような発言をします。

特に、プライドが高い人は人から指摘をされることを嫌うので、偏屈を言って素直に受け止めることができません。場合によっては、指摘をする方が悪いというひねくれた態度を取ることもあります。


特徴9. 人の悪口や不満など、ネガティブな言動が多い

偏屈な人の中には、前向きな発言ができない性格の人もいます。常にネガティブな視点で世の中を見ているので、不満や欠点ばかりを見てしまいます

また、ネガティブな先入観を持って人と接してしまうので、悪口や偏屈が多くなるところが特徴です。

誰に対しても、いいイメージが持てないので不満ばかりが募ってしまいます。

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特徴10. 人の親切や好意を素直に感謝したり、受け取ったりできない

男性女性問わず、人からしてもらったことを素直に受け止められないところも特徴です。親切や好意は「してもらえて当たり前」という考えがあるので、感謝の気持ちを示すことができません。

また、他人が自分にしてくれることに対して鈍感な一面があり、良好な人間関係を築けない場合も。「ありがとう」「助かった」などという言葉を口にすることが少ないです。


偏屈な人への対処法や付き合い方をレクチャー

ここからは、偏屈な人と上手に付き合うための方法をご紹介します。偏屈な人の性格を考慮しながら接することがポイントです。

彼氏や彼女など身近な人が偏屈で困っている場合には、ぜひ参考にしてみてくださいね。


付き合い方1. 心に余裕を持ち、常に冷静で落ち着いた大人の対応を心がける

偏屈を言われたからといって感情的になると、警戒心の強い偏屈な人は余計に本音を話してくれません。相手が偏屈を言ったとしても、できるだけ冷静な対応を心がけましょう。

相手の発言に耳を傾けることで「理解しようとしてくれている」と感じてもらえます。特に、彼氏や彼女の場合は、感情的にならず落ち着いて対応することで、相手の態度も変わってくるでしょう。

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付き合い方2. 相手を肯定したり、褒めたりして自尊心を満たしてあげる

プライドが高い偏屈な人には、些細なことでも褒めてあげることが効果的です。男性女性問わず相手に認められたと感じることで、気分がよくなることが多いです。

また、その人の得意なことや長所を認めた発言をして気持ちを盛り上げるのも、一つの方法です。

自尊心を満たす対応することで、少しずつ心を開いてくれるかもしれません。


付き合い方3. 相手が間違った意見を言ったら、しっかりと指摘する

自己中心的で自分が正しいという思いが強い偏屈な人の場合は、しばしば傲慢な発言や誤った考えを押し付けてくることもあるでしょう。変わり者なんだなと流していては、相手の言われるがままになってしまいます。

言い合いになる可能性もありますが、相手が間違っている場合はしっかり指摘するようにしましょう。彼氏や彼女の場合でも、相手のことを思って納得がいくまで話すことが大切です。


付き合い方4. 程良い距離感をキープして、深く関与しないようにする

偏屈な人と一定の距離が保てる場合は、無理に関わる必要はありません。特に、相手が感謝の気持ちを素直に受け止められない場合や指摘をしてもひねくれた回答をする場合は、自分が疲れてしまいます

そのため、偏屈な人とは一定の距離感を保つようにして、仕事や勉強など必要最低限の関わり以外には深く関わらないようにしていくのも一つの方法です。


反対に周囲から偏屈な人と言われた時の直し方や改善法とは

ここからは、偏屈な人と言われてしまった場合の改善方法をご紹介します。自分では気付いていなくても、知らず知らずのうちに配慮や感謝の気持ちに欠けていることがあるかもしれません。

どのような点に注意して改善したらいいのか、ぜひ参考にしてみてくださいね。


改善法1. 周囲の助言や指摘にきちんと耳を傾ける

周囲から助言や指摘を受けた場合、話を遮ったり反論に出たりしないで最後まで耳を傾けましょう。相手の話すことが正しいとは限りませんが、わざわざ助言をしてくれるというのは「変わってほしい」「よくなってほしい」と思われている証拠です。

相手の話を聞いて、普段の行動や言動を振り返ることで偏屈な部分を自覚できるはず。そうすれば、直すことができるようになりますよ。


改善法2. 自分の価値観や考え方が全てだとは思わないようにする

誰でも自分の主観や価値観で、様々なことを判断するもの。しかし、自分の考えていることや思っていることが全てではありません。人の数だけ、様々な考え方や価値観があります。

自分は正しいと頑固になってしまうのではなく、様々な考え方に対応できる柔軟性を持ちましょう。互いに受け入れることで、ぐんと見える世界が広がりますよ。


偏屈な人にならないよう日頃から気をつけるべきポイントとは?

最後に、偏屈な人にならないように気をつけたいポイントをご紹介します。自分では気づかないうちに、考え方などが偏ってしまう場合もあります

次のようなことを意識してみるだけでも、偏屈な人から遠のくことができますよ。


ポイント1. 日頃から周囲を褒める習慣をつける

周囲のいいところを見つける習慣をつけると、人のいいところばかりが目に留まるようになります。その結果、不満などを感じにくくなり良好な人間関係を築けるように。

また、褒めてもらって嫌な気持ちになる人はいないので、相手にもいい印象を持ってもらえます。彼女と彼氏の関係でも褒めるポイントを見つけることで、偏屈な考え方から遠ざかることができますよ。


ポイント2. 周りの人に対し、自分の弱さを見せる

プライドが高く「周りは自分よりも下」という思いがあると、傲慢な態度を取ってしまうことがあります。また、自分の弱さを見せられずに素直な対応ができなくなることも。

時には、自分の弱さを見せて、本当の自分をさらけ出す練習をしましょう。素直な気持ちで接することができるようになると、自然と偏屈な考え方をしなくなりますよ。


偏屈な人にならないよう、日々の生活から気をつけましょう。

今回は、偏屈の意味や偏屈な人の心理や特徴、そして対処法までまとめてご紹介しました。偏屈な人はプライドが高く頑固な人もいますが、素直になれず自分の気持ちが表現できないだけかもしれません。本当は、感謝の気持ちなどをしっかりと感じている人もいます。

相手の気持ちに寄り添うように接することで、偏屈な態度が少しずつ変わっていくかもしれませんよ。


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