ターンテーブルの人気おすすめ3選|初心者に最適なアナログDJ機材とは
そもそも「ターンテーブル」とはどんなアイテム?
ターンテーブルは、レコードを乗せる回転台のことを言いますが、一般的にはクラブなどでDJプレイをするために開発された機材を「ターンテーブル」と呼んでいます。
レコードを再生するだけでなく、途中で音程や速度を自由に変えてアレンジを加えたり、曲と曲をDJがつないでメドレーのようにノンストップで音楽を流したりできますよ。
「CDJ」や「PCDJ」との違いについて
ターンテーブルはアナログレコードを音源としてDJプレイする時に使う機材ですが、最近ではCDやパソコンの音源を使用してDJプレイする場面も増えて来ています。
その際に使用されるのが「CDJ」や「PCDJ」という機材で、それぞれ使用する音源が異なるのが特徴。
「CDJ」はCDでDJプレイする時に使う機材で、CDだけでなくSDカードやフラッシュメモリーなどから音源を読み込める機種もあります。
「PCDJ」はパソコン内部の音源データを使ってDJプレイする時に使う機材で、パソコンはCDやレコードよりも豊富な音源データを管理できるため、より幅広い音源を利用したプレイが可能です。
初心者必見!ターンテーブルの「上手な選び方」とは
これからDJプレイを初めてみようという方や、CDJやPCDJだけでなく昔ながらのターンテーブルを使ったDJプレイにも挑戦してみたいという方は、まずターンテーブルを選ぶことから始めましょう。
ここではどんなターンテーブルを選べば良いのか、選び方のポイントをご紹介しますので参考にしてくださいね。
ターンテーブルの選び方1. DJ用なら「ダイレクト・ドライブ式」を選ぶ
ターンテーブルは回転の仕方によって「ダイレクト・ドライブ式」と「ベルト・ドライブ式」の2種類があります。「ベルト・ドライブ式」は、モーターとターンテーブルをベルトで結んで回転させるのが特徴です。
比較的安い値段で購入できますが、レコードの立ち上がりが遅かったり、早送りしたり巻き戻したりするDJプレイをするとベルトが切れてしまう場合もあり、DJプレイにはおすすめできません。
DJ用として選ぶなら「ダイレクト・ドライブ式」がおすすめ。こちらはリニアモーターカーのように磁石の反発によって回転台を動かすのが特徴。
レコードの立ち上がりも早く、ベルトが切れることも無いため、DJプレイ用として向いています。
ターンテーブルの選び方2. 本体のサイズ感を確認して選ぶ
各メーカーから様々な大きさのターンテーブルが販売されていますが、ターンテーブルだけでなくスピーカーやDJミキサーなどターンテーブル以外の機材も必要になります。
DJプレイをするためにターンテーブルを購入する場合には、設置スペースに合わせて本体サイズを選ぶのがおすすめ。自宅の場合は設置スペースが限られる場合もあるため、コンパクトなものを選ぶと安心です。
また、スクラッチやミックスなど直感的な操作をするためにも、ターンテーブルに手を乗せたときに肘が軽く曲がる程度の高さの台を用意して設置しましょう。
ターンテーブルの選び方3. トルクの強さをチェックして選ぶ
ターンテーブルを選ぶ時には、ターンテーブルのモーターが回転する力=トルクの強さも重要です。
DJプレイ中にはスクラッチなどの操作によりレコードを手で直接押さえる場面がありますが、トルクが弱すぎるとレコードを操作した時にターンテーブルの回転が止まりやすくなります。
ターンテーブルの回転が止まると元の回転スピードに戻るまでに時間がかかり、DJプレイに支障が出るため、プレイ中に回転を止めないためにもトルクが強いものを選ぶことが大切です。
一般的には1.6kg/cm以上がトルクの強さの目安とされるため、ターンテーブル選びの際には覚えておきましょう。
ターンテーブルの選び方4. トーンアームの形状を確認して選ぶ
トーンアームはターンテーブルについている針を支えるものですが、大きくわけると「ストレートアーム」と「S字アーム」の2種類があります。
「ストレートアーム」は針飛びに強いため、スクラッチなどの操作を多用したい場合にぴったりですが、レコードの音を忠実に再現するのには不向きです。
一方「S字アーム」はレコード本来の音を忠実に再現しやすいですが、針飛びに弱いのが特徴。
トーンアームは形状によって特徴が異なるため、自分が目指すプレイスタイルによって適切なものを選ぶようにしましょう。
【初心者向け】ターンテーブルの人気おすすめ商品3選
選び方のポイントを確認した上で、ここからはDJ初心者におすすめしたい「アナログターンテーブル」をご紹介します。
自分が目指すプレイスタイルが楽しめそうなアナログターンテーブル選びの参考にしてくださいね。
おすすめのターンテーブル1. テクニクス SL-1200MK7-K ダイレクトドライブターンテーブルシステム
- アクロバティックなDJプレイにも対応できるハイスペックな機能が満載
- クラブにも置いてあることが多いメーカーだからDJデビューを目指したい人におすすめ
- オールブラックで洗練されたデザインがかっこいい
せっかくDJプレイを始めるならいつかはDJとしてクラブデビューを飾りたいと思う方も多いはず。クラブに置いてあることも多い人気メーカーのターンテーブルで練習しておけば本格的な操作を身に付けられそうですよね。
こちらの『SL-1200MK7-K』は、DJターンテーブルの名器と呼ばれるほど多くのDJから人気がある『テクニクス SL1200』シリーズの最新モデルです。クラブに置いてあることも多い人気メーカーなのもおすすめポイント。
最新の技術により、スタートやストップのタイミングを微調整できたり、逆回転再生やSP盤を再生できる78回転再生など、プレイの幅が広がる機能が満載です。
クラブでDJプレイを目指すなら、プロフェッショナルにも愛される「テクニクス」のターンテーブルをぜひ購入してくださいね。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- サイズ:45.3 × 16.9 × 35.3 (cm)
- 重量:9.6kg
- トルク:1.8kg/cm
- アームの形状:カーブ式
- メーカー:テクニクス
おすすめのターンテーブル2. オーディオテクニカ AT-LP5
- USB出力に対応できるからアナログレコードをデジタル音源にできる
- 水平調整できる大型のインシュレーターだから初心者でも設置しやすくおすすめ
- アクティブスピーカーなどのオーディオと繋げばレコードプレーヤーとして音楽を楽しめる
趣味で集めたレコードは、聞くだけでなくクラブのDJ見たいにかっこよくミックスできると嬉しいですよね。
こちらの『オーディオテクニカ ATーLP5』は、USB出力を備えているダイレクトドライブ式のターンテーブルです。
これまでレコードプレーヤーでしか再生できなかった音源をデジタル化してパソコンにUSB入力できるので、今まで以上に幅広くレコードの音源が楽しめますよ。
ミキサーなどの必要な機材を揃えればDJプレイもできますし、デジタル化した音源を使えばPCDJにも挑戦が可能。
憧れのDJのようにお気に入りの楽曲をオリジナルでミックスしたいなら、こちらのターンテーブルがおすすめですよ。
楽天で詳細を見る商品ステータス
- サイズ:45 × 35.2 × 15.7 (cm)
- 重量:8.5kg
- トルク:1.6kg/cm
- アームの形状:カーブ式
- メーカー:オーディオテクニカ
おすすめのターンテーブル3. Pioneer DJ パイオニア/PLX-500-W/Scratch DVSスタートセット
- DJプレイに必要な機材が一式揃うので機材選びがわからない初心者におすすめ
- エントリーモデルとして人気のPLX-500は上位機種の設計を受け継いだ高品質な音楽を楽しめる
- 高トルクのダイレクトドライブ式だからスクラッチなど操作を自宅で練習できる
DJに興味があるけれど、初心者だとどんな機材を揃えれば良いのかわからない方も多いはず。
こちらの『パイオニア』のスターターセットは、エントリーモデルとして人気のターンテーブル「パイオニア PLX-500-W」やミキサー、ヘッドホンやケーブル類など、DJの練習を始めるために必要な機材がセットになっています。
まとめて機材が揃うので一つずつ別で揃えるよりもコスパも抜群。入門用とはいえ上位モデルを引き継いだ音楽を楽しめるターンテーブルだから本格的な練習用としておすすめです。
こちらのスターターセットがあれば、すぐにでもDJとしての第一歩を踏み出せるので、早く練習を始めたい方はぜひ購入してみてください。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- サイズ:45 × 15.9 × 36.8 (cm)
- 重量:10.7kg
- トルク:1.6kg/cm
- アームの形状:カーブ式
- メーカー:パイオニア
ターンテーブルを使って、DJの夢を叶えてくださいね!
これからDJを始める初心者の方はターンテーブルやミキサーなどDJプレイに必要な機材を揃えて練習できる環境作りをするのが第一歩。
お気に入りのターンテーブルが見つかれば、レコードの音源をデジタル化したり、自宅でレコードを聴く機会が増えてアナログレコードの魅力をより堪能できます。
より音楽を楽しみたい方は、おすすめ商品を参考にしながら初心者にも使いやすそうなアナログーンテーブルをぜひ探して手に入れてくださいね。
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