水風呂の効果効能は?ダイエットや健康に良い正しい入り方や注意点を徹底解説!

織田琢也 2022.05.21
水風呂の効果や効能を知りたい人へ。本記事では、水風呂の効果や効能から、おすすめの水風呂の温度や正しい入り方まで大公開!ダイエットやアンチエイジングにもおすすめなので、気になった方はぜひ活用してみてください!

水風呂の効果や効能|どんなメリットがあるの?

水風呂の効果

温浴施設には温泉に加えて水風呂がある施設もあります。しかし利用目的の大半は体を温めるためで、水風呂は全く使わない方も多いはず。

ここでは、水風呂がもつ効果効能やメリットを5つに分けて紹介してきます。ぜひ水風呂の魅力を知ってくださいね。


効果&効能1. ダイエット効果

筋トレや食事制限でダイエットできず、どうすれば痩せるのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

実は、水風呂には痩せる効果が備わっています。体は冷たい水に浸かった際、脂肪を燃焼させて体を温める仕組みがあり、脂肪が減っていけば結果として痩せるというわけです。

無理のない範囲で水風呂を上手く使えば体重減少が期待できるため、自宅でのダイエットにもおすすめといえるでしょう。


効果&効能2. アンチエイジング効果

アレルギーやアトピーが改善される

年齢を重ねるに従って目立ってくる肌のシワやたるみ。アンチエイジングにも様々方法がありますが、試せるものは何でも試したいと考える方も多いはず。

水風呂に入れば肌が引き締まり、開いた毛穴が閉じられて汚れや皮脂の詰まりを防いでくれます。また、血流が促進されて新陳代謝が向上するので、シワやたるみが減少する美容効果が期待できるでしょう。

ニキビや黒ずみもはがれ落ちるので、明るい肌を目指せますよ。


効果&効能3. 疲労回復効果

筋肉や全身が疲労した状態だと温かいお湯だけでは十分に回復できず、翌日も筋肉痛が残ったり疲労回復していなかったりしますよね。

そんな時は、お湯やサウナと水風呂の交互浴が効果的。血管が収縮拡張を繰り返せば、血行が促進され体中に血液が行きわたって、酸素や栄養素は筋肉に渡されていくのです。

その結果、体は疲れにくくて疲労回復しやすい状態になっていきます。


効果&効能4. 免疫力アップ

免疫力アップ

体の健康維持には免疫力が深く関係していて、運動はもちろん、体内の状態にも気を遣うことで一層の免疫力アップが期待できます。

温泉やサウナと水風呂の交互浴は血行を改善し、全身の血が巡りが良くなるため、体は徐々にポカポカと温まった状態に。

体温が上がると内臓の活動が活発になって体の免疫力もアップし、風邪を引きにくくなったり、病気になっても軽症で済むケースが増えてくるのです。


効果&効能5. 自律神経を整える

不規則な生活やストレスによって自律神経が乱れてしまい、眠れないなどの心身の不調が出ると生活に支障が出る原因に。

自律神経は活動時に働く交感神経と安静時に働く副交感神経の2つで構成され、交感神経は暖かい温泉、副交感神経は水風呂によって刺激を受けるとされています。

温泉やサウナと水風呂を使って2つの神経を刺激することで、自律神経のバランス調整が期待できるのです。


効果&効能6. アレルギーやアトピーが改善される

アレルギーやアトピーが改善

アレルギーは季節に関わらず通年で発生し、特に汗をかきやすい夏場にはアトピーで苦しんでる方も多いのではないでしょうか。

水風呂は、肌を綺麗にした上で毛穴を引き締めるため、汗に含まれる汚れの侵入はしっかり防げます。そのため、アトピー性皮膚炎への改善効果が期待できますよ。

また、冷水はアレルギー症状を緩和させる副腎臓を活性化させる効果も。より快適に生活するためにも、水風呂を上手く利用していきましょう。


水風呂に入る時のポイント|入り方や注意点も解説!

水風呂に入る時のポイント

水風呂には体にとって有効な効果・効能がありましたが、入り方にも知っておくべき注意点があります。

ここでは、水風呂に入る際のポイントを4つ解説していきます。温浴施設ではもちろん、自宅で試す際にもぜひ意識してくださいね。


ポイント1. 水風呂の温度は16~24℃程度がおすすめ

水風呂に慣れていないなら、16℃は意外と冷たく感じる方も多いはず。水温が低すぎるとそもそも入りづらいですし、風邪をひいてしまうなど体に悪影響を与えてしまいます。

冷たすぎて入れないと感じた場合、まずは無理せず24℃から始めてみるのがおすすめです。温かいお風呂やシャワーで体を温めてから水風呂に入っても構いません。

慣れてきたら、水風呂の効果を実感できる16℃まで徐々に下げていくようにしましょう。


ポイント2. お風呂と水風呂を交互に入る

温冷を交互に入る

水風呂の効果・効能が最大限に発揮されるのは発汗後で、発汗を促すなら温浴と冷浴を繰り返す交代浴がおすすめです。

温かいお風呂で血管が広がり、その後に水風呂で血管が収縮して体温の放出が防げます。その結果、血行が良くなり肩こりやむくみが緩和されるだけでなく、冷え性の改善にも効果が期待できますよ。

やり方は、温かいお風呂と水風呂に交代で5回ほど浸かるだけ。お風呂に浸かる前には水分補給を忘れないでくださいね。


ポイント3. 水風呂に入る時はゆっくり浸かる

お風呂に浸かって体が温まったからといっても、一気に飛び込むと血管や心臓に負担が掛かり体全体に悪影響を及ぼします。

最悪の場合、心臓麻痺を起こしてしまうケースもあるので注意してください。

入り方としては、まず心臓から一番離れた足先からゆっくり浸かっていくのがベスト。徐々に水温に慣れていくのが大切です。

その際、手先や腕に水をかけて慣らしておくのもおすすめ。水の冷たさに抵抗がなくなったら体全体を水に沈めていきましょう。


ポイント4. 水風呂に長時間入らないように注意する

長時間入らない

水風呂に浸かる時間は1∼5分程度が最適。まず1分から始めて、2分・3分と時間を伸ばし、最終的に5分になるように調整していきましょう。

ただし、5分以上の長時間だと体の機能が低下する恐れがあります。代謝も落ちて水風呂に入る意味もなくなってしまうので注意してください。

できる限り正確な時間にするためにも、自宅などで時計を見ながら入るのがおすすめ。また、水風呂から出たら湯船に浸かって体を温めてくださいね。


健康な体づくりのために正しく水風呂に入ろう。

水風呂にはダイエット・疲労回復・免疫力アップ・自律神経の調整・アレルギーの改善など、様々なメリットがあります。ポイントを意識すれば、より健康的な体作りが可能になるでしょう。

「水風呂って本当に効果があるの?」と疑問に思う方も多いはずですが、知識を備えて正しく入ればその効果を実感できるはず。

いきなり全てを実行しようとせず、無理のない段階から試してみてくださいね。

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