アカナドッグフードの評価|安全性やコスパの良さなど特徴を徹底解説
そもそも、アカナとはどんなドッグフード?
日本ではそこまでメジャーではありませんが、ワンちゃんの体を考える飼い主さんには知られるアカナドッグフード。
カナダの「チャンピオンペットフーズ社」が製造・販売していて、日本では「アカナファミリージャパン」が販売を行っています。
アカナドッグフードは最高75%と多めに肉原料を使用しているのが最大の特徴。タンパク質の90%以上は動物由来の原料を使い、犬の体に適したドッグフードと言えるでしょう。
また、原料は地元産の新鮮なものを使い、第三者の工場に任せず全て自社で製造を行うため、原材料から製造過程、販売までの過程を自社で管理しているのもポイント。安全性についても抜群に良いです。
そんなアカナは、子犬用からシニア犬向け、全ライフステージに対応した商品など様々。成長に合わせてずっと使い続けられるブランドです。
アカナドッグフードの特徴|ワンちゃんにとってどんなメリットがある?
アカナドッグフードに興味があっても、大切な家族のためのフード選びは、配合成分や安全性、評価など、事前に徹底して知っておきたいですよね。
ここでは、アカナドッグフードのメリットとなる特徴について詳しく解説していきます。
購入を悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
アカナの特徴1. 肉食動物のワンちゃんに欠かせない「動物性タンパク質」が豊富
タンパク質には大きく分けて、
- 植物性タンパク質
- 動物性タンパク質
があります。植物性は大豆や小麦、コーンなど、動物性はチキンやビーフなどのお肉類です。
本来肉食であるワンちゃんにとって、タンパク質はとても大切な成分です。ただ、植物性のタンパク質は消化しづらく、動物性の方が消化しやすい構造になっています。
そのことから、動物性タンパク質が豊富であるアカナは、犬の体に合っている体に優しいドッグフードだと言えるのです。
消化の良い高タンパクのドッグフードは、ワンちゃんの涙やけや皮膚トラブルにも効果的。ぜひアカナでタンパク質をたくさん摂取させてあげてくださいね。
アカナの特徴2. 新鮮な肉を豊富に使用している
アカナの主原料である肉は、牛肉、バイソン肉、羊肉など様々な種類を含み、いずれも1/3から最高50%が新鮮あるいは生の肉を使っています。
あまり新鮮ではない肉では、新鮮な状態と比べ、栄養価は低下。ワンちゃんに食べさせても、そこまで健康に良いとは言えません。
ですが、アカナは新鮮な状態で製造することで、肉の栄養価をしっかりとドッグフードに含ませているのです。
アカナの特徴3. 自社工場での製造していて、高品質なドッグフードを展開している
アカナは他社に製造を任せないことを徹底しています。
商品の仕入れからフード調理、製造といった全ての過程を自社で管理。常に安定した品質を保っています。
万が一の時にもすぐに対応できますし、自社で情報を共有することで細かな点まで気づけるため、自社製造であれば比較的かなり高品質なドッグフードを作れます。
ワンちゃんのために本当に良いものを食べさせたいなら、アカナは検討しておいて損はありません。
アカナドッグフードの選び方|失敗しないために種類を把握しよう!
アカナドッグフードは種類が豊富で、あらゆるニーズに対応できます。しかし種類が多いだけに、選び方も迷ってしまうのではないでしょうか。
アカナドッグフードの選び方は、大きく4つに分かれた種類を把握すること。
- ヘリテージ
- レジオナル
- シングル
- クラシック
基本的にはそれぞれの種類がどんな特徴があるかを抑えて選ぶようにしましょう。
年齢や犬種で選ぶなら「ヘリテージ」
ヘリテージはアカナの中でも最も豊富に展開していて、子犬やシニア犬と年齢別に選べるだけでなく、小型犬や大型犬向け、全犬種向けなど犬種別でも選べるラインナップです。
パピー用からシニア用まで揃っているため、子犬期から使って成長に合わせてフードを変更して使うのにぴったりです。
主原料は鶏肉を使っているものが多く、放し飼いされた新鮮な原材料で作られてるので、各年齢ごとに必要な栄養素をしっかりと補給させてあげられますよ。
小食対策で選ぶなら「レジオナル」
レジオナルは肉や魚といった動物性タンパク質を70%ととても多く配合しているシリーズ。
タンパク質を効率よく摂取できるので、小食のワンちゃんや子犬、シニア犬にぴったりです。
全部で4種類展開していて、4種類共全犬種と全ライフステージに対応。それぞれ主原料の肉の種類によって分かれています。
- ワイルドプレーリー:鶏肉
- パシフィカ:ニシンやイワシなどの魚
- グラスランド:ラム肉、鶏肉
- ランチランド:ビーフ、ラム肉
アレルギー対策なら「シングル」
シングルシリーズは言葉通り、各1種類の動物性タンパク質に絞って製造されています。
種類は
- ラム
- 鴨
- 豚
- イワシ
のそれぞれ4種類。
ドッグフードの多くは肉が主原料でも、鶏肉や豚、牛など数種類が入っているので、アレルギーがあるワンちゃんは選びづらいことがありますが、タンパク源が1種類の動物に限定してあればフードが選びやすくなり、アレルギーの心配が少なくなります。
全年齢対応なので、子犬期からシニアまで対応可能。アレルギー対策をしたいなら、シングルから選んでみましょう。
コスパで選ぶなら「クラシック」
クラシックは、動物性タンパク質である肉の割合をやや抑えることで、価格が安いシリーズ。
他と比べてリーズナブルとは言え、他シリーズと同じように新鮮な原料で作られているので、高品質で安全性は高いです。
また、3種類はそれぞれ主原料が鶏肉、魚、牛と限定されているので、アレルギーのある子のフードとしても与えられます。
クラシックも全年齢、全犬種対応。小型犬も大型犬も、子犬からシニアまでずっと使い続けられますよ。
アカナドッグフードのおすすめ8選|愛犬が喜ぶ人気フード特集
ここからは、アカナドッグフードの中でもおすすめの商品を厳選してご紹介します。
おすすめポイントや成分についても詳しく解説しますので、こちらもチェックしてくださいね。
アカナドッグフードのおすすめ1. アカナ アダルトドッグ
- 全犬種、全ライフステージに対応しているから、多頭飼いの家に最適
- アカナの中でも定番商品なので、何を選べば良いのか分からない人におすすめ
- 原材料の内60%が鶏肉、魚、卵など動物性タンパク質でグレインフリーだから、犬の体に優しい
家で数匹のワンちゃんを飼っているご家庭は、子犬や成犬、シニアと年齢も違うでしょうし、犬種も違うかもしれませんよね。それぞれのワンちゃんに合わせてフードを選ぶのが大変で悩んでいる飼い主さんもいるのでは。
ヘリテージの『アダルトドッグ』は、アカナでも定番の人気商品。全犬種、全ライフステージに対応した栄養配分なので、何種類もドッグフードを揃える必要がありませんよ。
60%が鶏肉、魚、卵と高タンパクに仕上げてあり、さらにグレインフリー。
食べさせてあげれば、どんなワンちゃんの体にも負担をかけず、元気に過ごしてもらえるでしょう。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 値段:約10,300円
- 内容量:11.4kg
- カロリー:351kcal /100g
- 種類:ヘリテージ
- 犬種:全犬種向け
- 年齢:全ライフステージ用
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アカナドッグフードのおすすめ2. アカナ ワイルドプレイリードッグ
- 肉を70%配合と高タンパクなので、小食の子や食が細くなってきたシニア犬におすすめ
- 効率よくタンパクを摂取できるため、成長期の子犬にもぴったり
- 肉の配分が多いため食いつきも良く、食が細い子も食べてくれる
しっかり栄養を摂って欲しいけれど、元々食が細いワンちゃんや年齢により食べられなくなったワンちゃんがいると、心配になりますよね。
『ワイルドプレイリードッグ』は、肉を70%配合した高タンパクな商品。主に鶏肉を使用していて、ワンちゃん好みの味と香りに仕上がっています。高タンパクで炭水化物は少なめなので、消化器官への負担も少ないです。
少量でも豊富な動物性タンパク質のおかげでしっかりと栄養を摂取できるので、小食のワンちゃんやシニア犬、栄養がたくさん必要な子犬にもおすすめします。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 値段:約7,400円
- 内容量:6kg
- カロリー:385kcal /100g
- 種類:レジオナル
- 犬種:全犬種向
- 年齢:全ライフステージ
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アカナドッグフードのおすすめ3. アカナ パシフィックピルチャード
- 動物性タンパク源はイワシのみなので、肉にアレルギーのある子に最適
- 魚肉が約50%配合されているため、魚が好きなワンちゃんの食いつきが良い
- グルコサミンが配合されているので、足腰、関節が気になる子にもおすすめ
市販されているドッグフードのほとんどには肉が配合されています。アレルギーのあるワンちゃんにあげられるドッグフードが少なくて、悩んでいる飼い主さんは多いのではないでしょうか。
アレルギーに配慮したシングルシリーズ『パシフィックピルチャード』は、タンパク源はイワシのみの配合。人間用として使える新鮮なイワシがたっぷり入っているので、香りがよく、「食いつきも良い!」と口コミ評価が高いです。
肉より魚が好きというワンちゃんにもぴったりですよ。
肉にアレルギーがあるワンちゃんはもちろん、「どの肉にアレルギーがあるかはっきり分からない」といった状況でも、安心して与えられるフード。アレルギー対策には最適です。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 値段:約8,300円
- 内容量:6kg
- カロリー:339.3kcal /100g
- 種類:シングル
- 犬種:全犬種向け
- 年齢:全ライフステージ
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アカナドッグフードのおすすめ4. アカナ クラシック プレイリーポートリー
- 他のフードより価格が安いので、たくさん食べるワンちゃんに最適
- 炭水化物源は低GIのスチールカットオーツを配合しているため、肥満や血糖値が気になる子にも安心
- 全犬種、全年齢対象だから、多頭飼いでコスパの良いフードを探している人にもおすすめ
食欲旺盛なのは飼い主として嬉しいところ。ですが、大食いなワンちゃんだと、フード代が高くなってしまいます。
クラシックシリーズの『プレイリーポートリー』は、肉50%と高タンパクでありながら、価格が他のアカナ製品より安いドッグフード。
主原料は好きなワンちゃんが多い鶏肉で、小型犬や大型犬、子犬から老犬まで与えられるので、多頭飼いのご家庭にもおすすめです。また、低GIのスチールカットオーツを使っているため、血糖値が気になる肥満気味のワンちゃんや糖尿病予防にも役立ちますよ。
栄養価が高く犬の体を考えて成分配合されているコスパ抜群の商品。できる限りワンちゃんの食費を節約したい飼い主さんは、ぜひ検討してみて。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 値段:約6,300円
- 内容量:6kg
- カロリー:349.3kcal /100g
- 種類:クラシック
- 犬種:全犬種向け
- 年齢:全ライフステージ
アカナドッグフードのおすすめ5. パピースモールブリード
- 原材料の70%が肉と高タンパクなので、元気に成長してもらいたい子犬にぴったり
- 小粒で食べやすいサイズだから、小型犬〜超小型犬に最適
- ヘリテージなら年齢ごとのフードが揃っているので、他に変えることなく同じシリーズを継続できる
子犬にはすくすくと健康に成長して欲しいからこそ、フード選びには悩まされますよね。
『パピースモールブリード』は、大切な小型犬の子犬用に作られているフード。
一般的な市販品の2倍量とされる70%もの動物性タンパク質が配合されており、子犬に必要な栄養素をしっかりと摂取できます。
粒の大きさは小型犬〜超小型犬に特におすすめ。チワワやトイプードル、ポメラニアンなどの小型犬を飼っているなら、まずはこちらのフードから与えてみてくださいね。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 値段:約7,400円
- 内容量:6kg
- カロリー:366kcal /100g
- 種類:ヘリテージ
- 犬種:小型犬向け
- 年齢:子犬向け
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アカナドッグフードのおすすめ6. グラスランド
- 地元の牧場で育った新鮮なラム肉を使っているため、香り、味がよく食いつきも良い
- 効率よくタンパク補給ができるから、食べムラのある子犬や食欲が落ちてきたシニア犬にもぴったり
- 高タンパクでカロリーがやや高めなので、あまり食べてくれないワンちゃんに最適
少食なワンちゃんはとにかく食いつきが悪いです。どうにか食べて栄養をしっかり補給してほしいですね。
他シリーズと比べ特に動物性タンパク質の割合が高い『グラスランド』には、70%の肉が配合されています。草を食べて育った羊を新鮮なまま使用していて、食いつきが良いとの口コミ評価が高いので、好き嫌いが激しい子もきっと食べてくれるでしょう。
他のタンパク源は鴨肉や魚を配合していて、牛肉や豚肉にアレルギーのあるワンちゃんにもぴったり。
「何をあげてもちゃんと食べてくれない。」といったワンちゃんには、一度試してみてくださいね。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 値段:約13,000円
- 内容量:11.4kg
- カロリー:381kcal /100g
- 種類:レジオナル
- 犬種:全犬種向け
- 年齢:全ライフステージ
アカナドッグフードのおすすめ7. グラスフェッドラム
- 肉はラムのみなので、鶏、牛、豚のアレルギーを持っている子に最適
- 犬好みの新鮮肉、生肉をたっぷり使っているから、香り、味がよく食いつきが良い
- 小型犬から大型犬まで対応しているため、多頭飼いのご家庭にもぴったり
お肉が好きだけどアレルギーで食べられないワンちゃんは多いもの。「なんとかお肉を食べさせてあげたい!」と悩んでいる飼い主さんもいるのではないでしょうか。
『グラスフェッドラム』の動物性タンパク源はラム肉のみ。
1/2は新鮮肉、または生肉を使っているので、とても食いつきがよく、最後まで美味しそうに食べてくれますよ。
肉アレルギーというと、牛肉、豚肉、鶏肉にアレルギーのあるワンちゃんが多く、ラム肉は比較的少ないため、お肉が好きだけどアレルギーで食べられないというワンちゃんには最適です。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 値段:約3,700円
- 内容量:2kg
- カロリー:339.3kcal /100g
- 種類:シングル
- 犬種:全犬種向け
- 年齢:全ライフステージ
アカナドッグフードのおすすめ8. ドッグフード クラシックレッド
- 野菜の割合が高めなので、肉と野菜をバランスよく食べてもらえる
- ラム肉、ビーフ、豚の3種類の肉を配合しているから、お肉大好きなワンちゃんにぴったり
- 価格は他シリーズより安いので、コスパ重視の飼い主さんに嬉しい
野菜も犬にとって必要な栄養素を含むので、お肉だけではなく野菜もちゃんと食べさせたい飼い主さんもいるのでは。
『クラシックレッド』は、肉と野菜が50%ずつ配合された、バランスの良い配合の商品。お肉は草原牧場で放し飼いされたラムやビーフ、豚など新鮮なものを3種類使い、嗜好性も高いです。
ビタミンやミネラル類がバランスよく配合していて、価格がアカナの中でも低価格ラインなのも嬉しいですね。
お肉中心のアカナの中では野菜の割合が高め。野菜もしっかり食べて欲しい飼い主さんにぴったりです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- 値段:約7,200円
- 内容量:6kg
- カロリー:349.3kcal /100g
- 種類:シングル
- 犬種:全犬種向け
- 年齢:全ライフステージ
初めてアカナドッグフードを与える際の切り替え方法とは?
ドッグフードは犬の体重や犬種等により給餌量の目安に合わせることが大切。ただ、初めて与える際には、いきなり全量をアカナドッグフードに変えてしまうのはやめましょう。
急にドッグフードが変わると胃腸に負担をかける可能性があるため、今まで与えていたフードに少しずつアカナを加え、日にちをかけて切り替えること。
飼い主さんの手から少量をあげるのもおすすめですよ。
【総評】アカナはどれも高品質で、ワンちゃんの健康を考えられたものばかり。
犬の体のことを考えて作られているアカナドッグフード。小型犬から大型犬まで対応していて、年齢も全年齢に与えられる優秀なフードが揃っています。
アカナにはアレルギーに対応した商品もあり、種類は様々。
どれも高品質で安全性がしっかりと考えられたものばかりですので、ワンちゃんの健康を考える飼い主さんは、ぜひ試してみてくださいね。
【参考記事】他にもある本当に良いドッグフードを厳選しました!▽
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