後方彼氏面の意味とは?後方彼氏面するオタク男子の“特徴・定番セリフ”を大公開
「後方彼氏面の意味とは?」
「後方彼氏面の特徴って?」
後方彼氏面という言葉、聞いたことありませんか?
今回は、アイドルの現場で使われる後方彼氏面の意味や後方彼氏面になる人の特徴を大公開します!
後方彼氏面とは?どんな意味で使われるの?
「後方彼氏面」とは、女性アイドルのライブ会場で、あえて後方の席や二階の席など、アイドルとは遠く離れた席からまるで本物の彼氏かのような佇まいで応援しているファンのことを意味します。
ライブ会場において、その応援の仕方が独特であるため、「後方彼氏面」と言われるようになりました。
後方彼氏面をしている男性のほとんどが、そのアイドルをデビュー当時から応援している男性や、ファン歴が長い男性。
そのため、アイドルを間近で見れる前方の席ではなく、あえて後方の席を選び、「今日の振りは、一段とキレが良いな。」「最近人気になって、俺も鼻が高いよ」などと、分かったような素振りをしています。
ネガティブな表現や自虐的な表現として使われることが多い
「後方彼氏面」をポジティブな意味合いで使われる事はほとんどありません。大抵の場合は、ネガティブな意味合いが込められているため、注意が必要です。
周りから「あの人後方彼氏面だよね…」と言われたり、自分で「後方彼氏面する予定だけど、実際会ったら無理」と言ったりします。
また、後方彼氏面には、いくつかバリエーションがあります。
- 後方彼氏面厄介オタク
関わったらマウントを取られたり、謎の知ったか発言が多く、厄介なオタクなうえ、ライブ会場では常に後方を陣取って、彼氏面するファンの事。 - 後方彼氏面同担拒否厄介オタク
彼氏面をする厄介なオタクなうえ、さらに推しメンが他の人と被る事を非常に嫌がるファンの事。同担拒否の人は友達で推し被りは絶対NG。 - 後方彼氏面厄介おじさん
推しメンに対して、過保護になりすぎる後方彼氏面をしているファンの事。
この場合の「おじさん」には、年齢的な意味合いはなく、おじさんにように可愛い子に過保護になってしまう後方彼氏面のファンを意味しています。
後方彼氏面になる人の“6つの特徴”|どんなオタクに多いの?
「好きなアイドルのライブに行きたいんだけど、後方彼氏面のファンが怖いんだよね。」
「『なんj』で、よく後方彼氏面って言葉を見るんだけど、一体どんなオタクが後方彼氏面って言われるの?」
後方彼氏面になるオタクには、共通する特徴があるといわれています。
ここからは、後方彼氏面になる人の特徴や後方彼氏面に多いオタクについて、一つずつチェックしていきましょう。
特徴1. デビュー当時や売れてない時代から応援している
後方彼氏面といわれる人は、いわゆる古参ファンの人達です。
そのアイドルのデビュー当時や、全くファンがいなかった売れていない時代から熱心に応援しているのが特徴。
そのアイドルを自分が育てたものだと思い込み、自分が応援し始めた頃からのアイドルの成長を自分なりに感じ、謎に上から目線の態度を取りがちです。
特徴2. ”推しメン”の彼氏だと思ってる
後方彼氏面をしている人の中には、本当に自分が推しメンの彼氏だと心の底から思い込んでいる人もいます。
一方、あくまで「彼氏面」であって、実際には熱心なファンであり彼氏ではないと自覚している、いわゆる理想と現実をしっかりと区別している人もいます。
特に、自分を本当の彼氏だと思い込んでいる人の場合、他の人と推しメンが被る事を非常に嫌がる「後方彼氏面同担拒否厄介オタク」であるケースが多いですよ。
特徴3. ライブ中に意味深にうなずいたりする
後方彼氏面の中には、そのアイドルの事を「分かっている感」を出すために、ライブ中やたらと意味深に頷く人も。
新規のファンや、自分ほど熱心ではない、いわゆるその他大勢のファンとは、自分は全く違うんだとアピールしたいが故に、行う頷きです。
その他大勢のファンが盛り上がったりすると一緒に盛り上がるのではなく、そのタイミングで意味深に頷くのが特徴です。
特徴4. 腕組みをしている
後方彼氏面をするファンは、前のめりにライブを楽しむではなくライブを見守っている感を醸し出します。
そのためにするのが、腕組み。
腕組みしながら、時々分かったような素振りで頷きながら、ライブをじっくり堪能するのです。
あくまで、彼氏面を貫きたいので、間違っても感極まって腕を振り上げたりするような熱狂的な素振りを見せません。
特徴5. ライブではグッズを買わない
ライブ会場でグッズを買う行為は、『新規のファン』や『ファンとアイドルの関係』と考えるのが後方彼氏面をしたがるファン。
そのため、ライブ会場では、絶対にグッズを購入しません。
「そもそも自分は彼氏だから別にグッズを買わなくても〇〇の良さはわかってるし、必要ない」と思っているのです。
ただ、我慢できなくなってライブ直後にオンラインでこっそりグッズを購入する男性も…。
特徴6. 関係者っぽい素振りをする
後方彼氏面をするファンの中には、推しているアイドルや、そのステージの関係者のように振る舞う人も多くいます。
ライブ会場で、明らかにスタッフだと思われる人に親しげに挨拶をしたり、振り付けや歌い方に指摘を出したりするのが特徴。
この場合、ライブに行く回数が多くて実際に関係者と親しい場合と、関係者に親しく挨拶したり話しかけたりするけど本当は別に親しくない場合と、2通りに分かれがちです。
一発で見抜ける!後方彼氏面がよく言うセリフを例文で紹介
「『そのセリフ、お前、後方彼氏面すんなよ。』って言われたんだけど、どういう事?」
「後方彼氏面してるって、言われたんだけど、俺、それっぽい事言ってる?」
後方彼氏面をしている人が、共通してよく使うセリフや例文がたくさんあります。
ここからは、後方彼氏面をしている人がよく使うセリフや例文について、一つずつチェックしていきましょう。
セリフ1. 「俺も鼻が高いよ」
自分が応援しているアイドルを、まるで自分の本当の彼女のように感じている場合に出てくるセリフです。
「いやぁ、〇〇ちゃんってば、最近ホント良くなったよね。さすが、〇〇ちゃん。俺も鼻が高いよ。」
などと、「彼女の頑張りは、まるで自分の事のように鼻が高い」という身内感を醸し出します。
他のファンや、ステージ関係者などに、「俺は特別だし。」という謎アピールをしたくて、わざと聞こえるような大きめの声で、独り言としてつぶやしたりする場合もあるセリフです。
セリフ2. 「今日の歌は前回より良かった」
「推しメンの事は、なんでも分かってる、些細な変化だって俺は気付けるぞ。」とアピールしたい時に出てくるセリフ。
いつも推しメンをライブ会場の後方から見守っている事や、ずっと昔から熱心に応援している事を暗に分かって欲しいから言ってしまいます。
握手会などで、推しメンに直接言う事もあれば、他のファンの前で、意味深に頷きながらしみじみと話したりと様々なシチェーションで使われるセリフです。
セリフ3. 「良い表情してるな」
後方彼氏面をしているファンは、推しメンをここまで育てたのは自分だと考えています。
そのため、ライブパフォーマンスを見ながら、会場の後方で、しみじみと「〇〇ちゃん、良い表情してるねぇ。よくここまできたねぇ。」などと、感慨深く呟くのが特徴です。
また、このセリフは、ライブ終了後の握手会で、「〇〇ちゃん、今日は一段と良い表情してたね。」などと、アイドル本人に直接伝える事もあります。
セリフ4. 「上手くなったなー」
推しメンのデビュー当時から応援している後方彼氏面のファンが、推しメンのパフォーマンや歌唱力の成長を感じた時に思わず出てくるセリフです。
昔の推しメンのパフォーマンスのぎこちなさや歌唱力の低さを思い出しながら、まるで保護者のような気分を噛み締める感じで、「ホント上手くなったなぁ。」などと呟きます。
セリフ5. 「頑張ってるな」
推しメンの頑張りが自分に伝わったと、一方的に感じた時に使われる事が多いのが、謎に上から目線の「俺の〇〇ちゃん、今日も頑張ってるな。」という一言。
いつもと違う箱でのパフォーマンスで、慣れないながらも全力を出しているのを見た時などに、したり顔をしつつ誰よりも推しメンを分かっている風を周囲にアピールしながら呟くのです。
アイドルオタク界隈でよく使われる用語やフレーズ一覧
「友達に連れられて、アイドルのライブに行ったんだけど、知らない単語がいっぱい飛び交っててびっくりした。」
「アイドルオタクの友達がいるんだけど、ちょっと、何言ってるのか分かんない時があるんだよね…。」
アイドルオタク界隈では、独特の用語やフレーズが使われています。
ここからは、アイドルオタク界隈でよく使われている用語やフレーズについて、一つずつチェックしていきましょう。
用語1. ピンチケ
「ピンチケ」とは、AKB48の劇場公演で販売されていたピンク色の学割チケットが由来となった、若さゆえに暴走してしまい迷惑行動へと発展してしまうオタクを指す用語。
ライブ会場や握手会などで興奮のあまり、我を失った行動をしている若いオタクに対して言われます。
用語2. 女ヲタ
「女ヲタ」とは、女性アイドルを熱心に応援する女性ファンを意味する用語です。
もともと、女性アイドルの熱心なファンは、男性が大半でしたが、最近では、女性アイドルにも女性ファンが増えてきたため、その女性ファンを指す言葉として生まれました。
用語3. レス厨
「レス厨」とは、推しメンからのレスポンス(ファンサービス)を求めて、アピールをしまくるオタクを意味する用語です。
よくあるレス厨は、「手を振って!」「ジャンケンして!」などと書いた団扇を推しメンに向かって振り回すのが特徴。
用語4. プロ彼女
「プロ彼女」とは、アイドルなどの有名人とばかり付き合う一般女性を意味する用語です。
男性アイドルが一般人と結婚した、などの報道が出てきた時に、「一般人って言ってるけど、それ、絶対プロ彼女だよね。」などと言われます。
用語5. ミキサー
「ミキサー」とは、ライブ会場での定番である「MIX(オタクの掛け声)」を率先して行う人を指す用語です。
「この間の現場で、変なミキサーがいて、推しメンがマジで困ってたんだよ。上手いミキサーならともかく、下手なミキサーは禁止にして欲しいわ。」
などと、ミキサーのレベルによって会場の雰囲気を盛り上げたり、逆に、ライブ中の雰囲気を壊してしまったりするのです。
用語6. ジャンパー
「ジャンパー」とは、推しメンのソロパートの時にジャンプしまくるオタクを指す用語です。
別名「マサイ」とも呼ばれるジャンパーは、推しメンに自分の事を認知して欲しくてジャンプしているのが特徴。
「今日の現場、ジャンパー多すぎでしたよね。この間の配信の影響ですかねー。」などと使われます。
用語7. 地蔵
「地蔵」とは、推しメンのライブ中でも、激しく動かず静かに聞いているオタクを指す用語です。
ファン歴浅めの人に多い地蔵ですが、古参ファンでも好んで地蔵になる場合もあります。
「〇〇さんって、いつも地蔵すよねー。たまには、俺らと一緒にMIXしましょうよ。」
などと、声を掛けられる事もありますが、地蔵には地蔵なりの楽しみ方をしているので、邪魔しないようにしましょう。
用語8. フリコピ厨
「フリコピ厨」とは、ライブ会場でアイドルと同じダンスや振りを完璧に一致させて踊る人を指す用語です。
どんなに難しい振り付けでも、寸分違わず踊る事ができるため、ライブ会場の中でも、一際目立つ存在になりがちなのが、フリコピ厨。
「〇〇さんほどのフリコピ厨、見た事ないすよ。新曲、あんなに難しいのにもう完璧じゃないすか!」などと、ライブ後にオタク仲間に言われやすいのもフリコピ厨です。
用語9. 神現場
「神現場」とは、アイドルのライブや握手会などのイベントが最高に良かった事を意味する用語です。
推しメンが自分にファンサービスしてくれた、座席位置が良かった、自分が好きな曲ばかり歌ってくれたなど、神現場だと思う理由は人それぞれになります。
用語10. 推されヲタ
「推されヲタ」とは、推しメンから、他のファンよりも良い対応をして貰えている、もしくは良い対応をして貰えているように見えるファンを指す用語です。
大抵の場合、礼儀正しかったり、古参であったりと、推しメンから好感を持たれやすいファンがなりがち。
「やっぱ、〇〇さんは、推されヲタですよねー。チェキの笑顔が全然違うっすもん!」などと、他のファンから羨ましがられます。
後方彼氏面な人の特徴を知って、現場にいないか見抜いてみて。
後方彼氏面をするオタクの多くが、古くからそのアイドルを熱心に応援してきたファンばかり。
今回、ご紹介したのは、どれもアイドルオタク界隈でよく使われている基本用語です。
ぜひ、今回の用語を使って、アイドルオタクの話にもついていけるようになりましょう!
友人知人とアイドルトークをする時などに、話のネタにしてみるのもおすすめですよ。
【参考記事】はこちら▽
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