23歳の転職を成功させる方法とは。心構えや事前準備を詳しく解説!

長谷川大輔 2018.02.20
23歳だと転職を検討する人の中でもかなり若い年齢になります。資格の有無や転職したい職種・業種が未経験なことはマイナス要素になるのか、気になる人も多いのではないでしょうか。さまざまなポイントから考察した上で検証していきます。

まずは、23歳で転職を意識するきっかけ、理由をご紹介

23歳の転職は転職エージェントの利用がおすすめ

23歳という入社してそれほど長く働いていない年齢ありがちな転職を意識した理由としては、そもそも希望していた職種、業種ではなかったというものがあります。とりあえず就職したものの、自分の希望や適性に合っていなかったということになるのでしょう。他には人間関係がうまくいかないなど、人材育成や給与・待遇面に不満があるという理由が多くなっています。


① 高卒、短大卒なら3年以上経つので、転職のタイミングが良い

23歳でも高卒、短大卒なら就職してから3~5年目になるので、ある程度の年数働き続けてキャリアを積んでいるとみなされます。仕事や職場のことも一通りわかった上でそろそろ転職を考える時期だと理解されやすく、転職するタイミングとして悪くない時期です。これまでの仕事と同じ職種に転職を考える場合は即戦力にもなり得るので有利でしょう。ただし、その間に何度も転職をしているとなるとすぐに仕事をやめてしまう人として見られる可能性が高くなります。


② 大卒なら社会に出て2年ほど。仕事を任されてきて会社勤めに余裕が出てくる

大卒で23歳で転職しようとした場合は就職してからまだ1、2年ということになります。何もわからないまま社会人になり、会社勤めや仕事を経験して余裕が出始めて、改めて自分の適性、やりたかった仕事とのギャップを感じ始める時期といえるでしょう。勤続年数的にはすぐに仕事をやめようとする人という印象は避けがたいかもしれませんが、早目に転職を考える若い世代が増えており人手不足でもあるので、早目の転職では転職先がみつからないというほどマイナス状況と考えなくても良いでしょう。


③ 入社前の想像と違い、今後の人生が不安になっている

就活中にかなり企業研究をしたつもりでもいざ入社してみると、思い描いていたのとかなり違った現実を突きつけられて愕然とすることもいろいろ出てくることが多いものです。入社してみないとわからないことはやはり少なくありません。手取りの給料や残業の扱い、新人教育のありかた、先輩や上司との付き合いなど実際に働いてみてわかったこともあり、そのまま現在の職場でずっと働き続けて歳を重ねていくことが不安になってきたという23歳も少なくないことでしょう。


④ 未経験でも、第二新卒枠を活かした転職ができる年齢のためチャレンジしたくなる

現在の仕事がやりたかったことに近いものであっても実際に働いてみたら想像と違ったという場合もありますが、そもそも入社後に配属された部署が希望とかけはなれていた場合などには強い違和感を感じ、このまま働き続けていていいのか疑問を感じることも出てきます。現在の仕事とは無関係の、未経験の仕事にチャレンジしてみたい気持ちが強い場合は少しでも若いうちに第二新卒枠での転職活動をしたいと考えるのもある意味、正解かもしれません。


23歳で転職活動をするための心構え

少子高齢化が進んでいる時代であり、若い労働力を求める企業はかなり多くなっています。とはいえ、自分の希望を叶えられる転職を成功させるには苦労はつきものです。ただ頑張るというのでは疲れるばかりで転職の目的が果たせない可能性もあります。23歳で転職活動ををして成功に結びつけるためにはどんなことを心がけておけば良いのか、続いてご説明していきます。


① 転職の意志を明確にして感情に流されない

まず大切なのは転職を決めたらしっかりとブレないような決意を固めて、転職を迷う、揺れ動く感情に流されてしまわないようにすることです。そして企業にその意志が明確に伝えられるように、応募書類には「なぜ転職するのか」、「どのような仕事がしたいのか」、「これまでの経験やスキルをどう活かそうと思っているか」を整理して書いておきましょう。書類に書いてまとめることで気持ちも整理でき、面接でもうまく伝えられるでしょう。


② 就活をもう一度やらなければいけないことを自覚する

転職を考えているときは、退職することで現在の悩ましい状況から抜け出せるという転職のメリットのほうに目を向けがちになりますが、転職するには当然ながら就職活動をまた行う必要があります。フルタイムで働きながら就活をするとなると、面接を受けるための時間の確保をするのもなかなか大変です。だからといって活発に動かずに適当に転職先を決めてしまうと、結局また後悔することになってしまいます。就活は精神的にも疲れますが、後悔しないように頑張らなければならないことを転職を決める時点で自覚しておきましょう。


③ 長続きしなかったというイメージを持たれる覚悟を決める

23歳で転職活動をする場合には、ほぼ間違いなく仕事が長続きしなかった人、というイメージを持たれてしまうことは覚悟の上で転職活動に望まなければなりません。面接でその点を指摘されてカッとなったり落ちこんだりしていては精神的に耐えられません。面接者もその点を指摘したときの反応となぜ長続きしなかったのかという説明に注目しています。あらかじめポジティブな対応ができるように気持ちと受け答えの準備をしっかりしておきましょう。


④ 少しでも有利になるように資格の取得を目指す

転職を考え始めたら、出来るだけ早めに転職に有利になることをしておきたいですね。具体的にする行動を取る前からできることとして、資格の取得があります。転職後に就きたい仕事に役立つ資格なら、迷わず合格に向けて全力で取り組みましょう。やりたい仕事がはっきりしていない人なら、簿記やTOEICはどんな職場でも役立出やすい資格といえます。また、今やどんな職場でも必要なパソコンに関する資格のMOSやITパスポートを取得しておけば、パソコンを使いこなせることが証明できます。


何か一つでも強みを持てれば転職エージェントの利用もおすすめ

学生時代の就活では学校でサポートが受けられたり、同じように就活している仲間がいましたが、転職となると退職の意思表示から転職先探しまで1人ですべてを進めていかなくてはなりません。そんなとき、転職先の紹介が受けられたり、悩みに対するアドバイスをしてもらえるのが転職エージェントです。特にアピールできる強みがある人なら、それを手がかりに希望に会う仕事を見つけてもらえますよ。


リクルートエージェント

株式会社リクルートエージェントは人材サービス企業のパイオニア、リクルートグループが運営する転職エージェントです。運営会社は株式会社リクルートキャリアです。転職支援実績ナンバーワンを誇る、転職エージェント最大手企業です。豊富な実績をもとにしたノウハウで、適切なアドバイスを受けながら転職活動を進められるのが心強いですね。どこに登録するか迷っているならまずはリクルートエージェントに登録しててはいかがでしょうか。


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マイナビエージェント

マイナビエージェントは株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。マイナビは就職情報サイトでお馴染みでもあり、20代の転職者の支持率ナンバーワンとなっています。企業とのつながりを活用して幅広い職種・業種の求人の紹介が可能です。キャリアアドバイザーは業種・職種ごとの専任制で、実際に該当の職種・業種で働いていた人も多く、詳細に渡ってきめ細やかなアドバイスが受けられます。多くの人気企業の転職情報が毎日更新されています。


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マイナビエージェントのサイトでは20代、30代と年代別にページが作られています。始めての転職か、2回目以降かでもページが分かれており、20代で初めての転職をする人に必要な情報がとても探しやすくなっています。専任のキャリアアドバイザーからは応募書類の書き方や面接でチェックされることなど、親身になってわかりやすくアドバイスがもらえたと利用者からも好評です。転職で気になる賃金ですが、マイナビエージェントを利用した人の約半数がが前職よりも収入アップに成功しています。また、約半数の20代が活動期間3ヶ月未満で転職に成功しています。20代転職のノウハウを豊富に持つマイナビエージェントをぜひ活用してくださいね。

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パソナキャリアは人材派遣をはじめ、総合人材サービスの最大手企業の株式会社パソナが運営している転職エージェントです。正式名称は「パソナキャリアカンパニー」です。幅広い業種の優良クライアント企業との太いパイプを持っており、業種を問わず豊富な求人案件がそろっているのがパソナキャリアの強みです。また、転職で重視したい収入面では、パソナキャリアを利用して転職した人の67.1%が収入アップに成功したというデータがあります。


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万能な転職サイト型の【リクナビNEXT】も併用してみて

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23歳での転職も最近は増えつつあります。感情に流されず、自分の意志で決めることが大切です

最近ではひとつの会社に長く勤めるのが当然という風潮は薄れており、23歳での転職も珍らしいことではなくなっています。若さに期待してもらえるので、資格がない、未経験という条件でも採用してもらえる可能性が高い年齢といえます。だからといって次の仕事がすぐ見つかるだろうと高を括って一時の感情で今の仕事を辞めてしまうと後悔することになりかねません。冷静に現状や今後のことを考えて自分の意志を明確にしてから転職を決め、転職エージェントなどを活用して後悔のないように活動しましょう。

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