車用エンジンオイルのおすすめ集|選び方&安くて高品質な人気オイルを厳選
車用エンジンオイルを交換する必要性とは?
エンジンオイルは、使っていると水分や摩擦により生じた金属粉などが混ざることで性能が劣化。交換せずに使っていると、金属部品の故障や内部温度の上昇などの不具合を起こしてしまうことがあります。
そのため、オイルの劣化が始まりやすい走行距離5,000kmごと、もしくは半年ごとを目安にして、定期的に交換しましょう。
また、定期的に交換することは、故障を防ぐだけでなく、エンジンのエネルギー効率がよくなって燃費が向上するという効果も。お得に車に乗りたいのなら要チェックですよ。
車用エンジンオイルの選び方|購入する前に確認すべき点とは
車用のエンジンオイルとひとまとめにしても、商品によって特徴が変わり、最適な車種も変わってしまいます。
そこで、交換する際にぴったりのエンジンオイルを手に入れるための選び方を紹介していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
車用エンジンオイルの選び方1. 車種に合った「適正粘度」のオイルを選ぶ
エンジンオイルには、商品ごとに様々な粘度のものが販売されており、車種によって使用できる粘度が決められています。
エンジンオイルを選ぶ時には、基本的にメーカー純正のものが良いのですが、できるだけコストを抑えたい人は、車種によって定められている『適正粘度』の範囲内のエンジンオイルを手に入れましょう。
エンジンオイルの粘度を比較する際には、『10w-50』のような品番の最初の数字に注目。数字が大きいほど粘度が高いことを表していますよ。
車用エンジンオイルの選び方2. 車の使用頻度に合わせて「ベースオイルの種類」を選ぶ
エンジンオイルは、『ベースオイル』と『添加剤』の組み合わせで作られており、ベースオイルの種類によって性能などが異なります。
そこで、ここでは3種類のベースオイル
の特徴を解説していくので、自分の目的に合うものがどれかを考えてみてくださいね。
車を日常使用するなら「鉱物油」がおすすめ
鉱物油のものは『スタンダードオイル』と呼ばれるほどで、可もなく不可もなくといった一般的なタイプ。どのようなシーンでも扱いやすいのが特徴です。
そのため、通勤や通学、週末だけ運転するなど、日常的な運転がメインになる人におすすめです。
また、種類が多くコストを抑えやすく、コスパを気にする人にもぴったりのベースオイルですよ。
長距離移動が多い人は「部分合成油」がおすすめ
『部分合成油』は、化学合成油と鉱物油を混ぜ合わせて作られたベースオイル。
鉱物油のコスパの良さと化学合成油の性能を両立したオイルで、長時間車を運転する人や高速を利用したドライブが好きな人ほどぴったりのベースオイルです。
また、化学合成油と鉱物油の割合によって性能や価格が変わるため、走行性能や燃費などにこだわりたいなら、2つの割合にも注目してみましょう。
高品質さを求めるなら「化学合成油」がおすすめ
『化学合成油』は『全合成油』ともいわれるアイテムのことで、原油から不純物を排除し、エンジンオイルに最適な製法で作られたもの。
高温や低温、気温差、高速走行といった過酷な状況の中でも性能が劣化せず、しっかりと効果を実感できます。
カーレースに出るようなスポーツカーや、大排気量の高級車など、エンジン性能が重要な車に用いられることが多く、値段も他の2つに比べて高め。一般的な車にはここまでのスペックは必要ないでしょう。どうしても品質にこだわりたいという方向けです。
車用エンジンオイルの選び方3. 確かな品質を求める人は「規格」をチェックして選ぶ
エンジンオイルは、商品の品質ごとに規格が設定されており、どの程度のランクなのかがわかりやすく表示されています。そこで、品質を気にする人は、購入前にしっかりと規格をチェックしておきましょう。
エンジンオイルの規格は、『API』と『ILSAC』の大きく2つの規格に分けられます。
基本的にAPIのほうが品質が高く、APIの中でも18種類のランクが設けられていますよ。「SA」や「CB」などで表され、「S」がガソリン車、「C」がディーゼル車を意味し、アルファベットが進むほど性能が優れていることを表します。
また、ILSACは必要最低限の性能を発揮するという規格で、より安いものを手に入れたい人に最適です。「GF1」や「GF4」など、「GF」+「数字」となっており、5が最新となっています。
車用エンジンオイルの選び方4. 使用期限を確認して使い切れる「内容量」を選ぶ
エンジンオイルを選ぶときに重要なのが、使用期限です。オイルは一度開封すると酸化が進んでしまい、性能が劣化してしまいます。次の交換する時に使用しようと思って多めに購入しても、せっかくのオイルの品質や性能が無駄になってしまうことも。
そのため、基本的には使用期限内で使い切れるような内容量を選ぶようにしましょう。もし、エンジンオイルの適量が分からない場合には、販売店などに相談して選ぶのがおすすめですよ。
車用エンジンオイルのおすすめ10選|メンテナンスにおすすめの人気商品を大公開
ここでは、市販されているエンジンオイルの中から、おすすめの商品を紹介していきます。
愛車の種類や運転頻度などを踏まえて、自分にとって最適なエンジンオイルを探してみましょう。
車用エンジンオイルのおすすめ1. 日産純正 SNスペシャル 5W-30
- 純正オイルでありながら安い価格に仕上げることで、安全性とコスパを重視できる
- 20Lという大容量なので、メンテナンス頻度が多い人でもコストを抑えられる
- オイル交換を定期的に行いやすく、オイルの劣化を気にせずに運転できる
『日産純正 SNスペシャル 5W-30』は、メーカー純正オイルでありながら6,000円台という安い価格を実現した、コスパの良さが人気のエンジンオイル。容量が20Lと多く、長距離を運転している人でも何度も交換しメンテナンスができるので、常に万全な状態で運転できますよ。
また、容量を多いことで、部分合成油の劣化しやすさをメンテナンス頻度でカバーできるため、燃費などをしっかり抑えることも可能です。
純正オイルの品質の良さと安さを両立しているので、コスパを重視してエンジンオイルを選びたい人におすすめです。
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- ベースオイル:部分合成油
- 粘度:5W-30
- 品質規格:API/SN
- 容量:2万 (ml)
車用エンジンオイルのおすすめ2. Mobil エンジンオイル モービル1 0W-40
- 質の高い化学合成油を用いることで、どんな場所でも高いパフォーマンスを発揮する
- 周りの影響を受けにくいので、常に一定の走り心地を体験できる
- しっかりとオイルの性能を発揮することで、燃費の向上につながる
『Mobil エンジンオイル モービル1 0W-40』は、品質の高い化学合成油を使用したエンジンオイル。気温などの周りの影響を受けにくく、どんな条件の中でもしっかりとパフォーマンスを発揮してくれると人気です。
容量は、1L、4L、20Lという、3種類の展開で車種や運転頻度などに合わせやすいのもポイント。悩んだらこのエンジンオイルを選べば問題ないといわれるほど、扱いやすいエンジンオイルです。
過酷な状況でもオイルの性能が変わらず、寒さの厳しい雪道でも変わらない性能を発揮するので、性能を重視してエンジンオイルを選びたい人におすすめです。
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- ベースオイル:化学合成油
- 粘度:0W-40
- 品質規格:API/SN
- 容量:1,000(ml)
車用エンジンオイルのおすすめ3. TOYOTA キャッスル 5W30
- 大容量のたっぷりサイズなので、気になった時に自分で補充や交換ができる
- 鉱物油を使用することで、純正オイルながら価格が安い
- こまめにメンテナンスができ、金属部品の摩耗をしっかり防げる
『TOYOTA キャッスル 5W30』は、20Lという大容量ながら、鉱物油を使用することで価格を抑えたトヨタの純正エンジンオイル。エンジンオイルの減少に気づいたら自分ですぐに適量のオイルを補充できるので、常に最適な状態を保てるのが大きなメリットです。
さらに、金属部品の摩耗をきちんと抑えることで故障を防げるため、部品交換などの費用を抑えることにも繋がりますよ。
オイルの消費量の多い車種を運転している人におすすめです。
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- ベースオイル:鉱物油
- 粘度:5W-30
- 品質規格:API/SP ILSAC/GF-6
- 容量:2万(ml)
車用エンジンオイルのおすすめ4. カストロール エンジンオイル EDGE 5W-40
- オイル皮膜が部品同士の摩耗を60%カットし、パーツの破損を防げる
- 被膜の耐久性が高いので、保護効果が長持ちしやすくエンジンがパフォーマンスを発揮しやすい
- オイルの洗浄作用によって、エンジン内の汚れを落としクリーンな状態で走れる
『カストロール エンジンオイル EDGE 5W-40』は、独自のチタン油膜強化技術によって強靭なオイル皮膜を作り出してくれるエンジンオイル。被膜により金属部品の接触を6割カットでき、摩耗をしっかり抑えることで長持ちさせてくれると人気です。
被膜の耐久性を高めることで効果が長持ちし、エンジンが適切にパフォーマンスを発揮しやすくなるため、より高い走行性能を体感できます。
強度の高いオイル被膜で金属部品の摩耗をしっかり抑えてくれるので、パーツの破損や故障を防ぎたい人におすすめです。
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- ベースオイル:化学合成油、
- 粘度:5W-40
- 品質規格:API/SN
- 容量: 4,000(ml)
車用エンジンオイルのおすすめ5. JDA エンジンオイル スーパーマルチグレードエンジンオイル 5W-20
- APIとILSACの両方で最高品質を獲得しており、鉱物油でも安心して使用できる
- 品質が高くても4Lで約3,000円の安い価格のため、コスパがとても高い
- 様々な気候の国で使われており、過酷な状況でもしっかり活用できることが実証されている
『JDA エンジンオイル スーパーマルチグレードエンジンオイル 5W-20』は、オイルの品質にこだわって作られたエンジンオイルです。API規格では最高品質のSN、ILSAC規格でも最高のGF-5を獲得し、どちらの規格でも高い評価を得ています。
鉱物油をベースに使用することで、4Lで約3,000円という安い価格なこともあり、コスパの高さでも人気を集めていますよ。
2種類の規格で最高品質だと評価されているため、高品質なエンジンオイルを探している人におすすめです。
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- ベースオイル:化学合成油
- 粘度:5W-20
- 品質規格:API/SN、ILSAC/GF-5
- 容量:4,000 (ml)
車用エンジンオイルのおすすめ6. モリドライブ エンジンオイル レスキュー 10W-40
- 漏れやにじみといったエンジンの悩みにアプローチし、以前のようなパワフルさを発揮させられる
- オイル持ちとオイル減りの対策がされており、一度の交換でオイルが長持ちする
- 軽自動車やコンパクトカーにも使いやすい3Lで使い切りやすい
『モリドライブ エンジンオイル レスキュー 10W-40』は、漏れやにじみなど、長く走行したエンジンの悩みにアプローチするメンテナンスオイル。補充するだけで使い込まれたエンジンの可動具合が変わり、走行性能が変わったと実感できると人気を集めています。
さらに、オイル減りを抑え、しっかりとしたオイル持ちにより、一度の交換でエンジンオイルが長持ちしますよ。
使い込まれたエンジンをいたわり、エンジンの寿命を伸ばしてくれるため、長く運転している愛車を所有している人におすすめです。
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- ベースオイル:化学合成油
- 粘度:10W-40
- 品質規格:API/SP
- 容量:3,000 (ml)
車用エンジンオイルのおすすめ7. TAKUMIモーターオイル エンジンオイル 5W-40
- 潤滑性能や冷却性能といったオイルの機能をアップさせており、街中でも本格的なレースでも使いやすい
- 部品の摩耗を抑え、円滑に動作させることで稼働音が静かになり乗り心地が良い
- 浄化性能をアップさせることで、従来のオイルよりも長持ちしてコストがかからない
『TAKUMIモーターオイル エンジンオイル 5W-40』は、潤滑性能、冷却性能、密封性能の3つをバランスよく向上させることで、部品の回転を滑らかにし稼働音を抑えてくれると人気のオイル。さらに、洗浄作用機能を高くすることで、従来よりも長くオイルが持つように設計されています。
サーキットでの実証テストの結果を用いた本格的な開発環境により、しっかりとオイルの違いによる走行性能の変化を実感できますよ。
エンジンオイルの機能を向上させることでより便利な仕様に仕上げているので、一つ一つの性能にこだわってエンジンオイルを選びたい人におすすめです。
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- ベースオイル:化学合成油
- 粘度:5W-40
- 品質規格:API/SN、CF
- 容量:4,000(ml)
車用エンジンオイルのおすすめ8. 三油化学 シグマ エンジンオイル パワークリーン スペシャル 5W40
- 最新技術による特殊な配合により、どのような車種でも活用できる
- 暑さにも寒さにも強いので、このオイルだけでオールシーズン利用できる
- エンジンの回転を妨げないため、燃費の向上がわかりやすい
『三油化学 シグマ エンジンオイル パワークリーン スペシャル』は、不純物の少ない高精度鉱物油をベースに、様々な添加剤をバランスよく配合したオイル。清浄分散性や耐摩耗性を向上させることで、幅広い車種で利用できるオールマイティーな効果を発揮してくれます。
さらに、夏の暑さから冬の寒さまで、季節による影響を受けにくく、オールシーズン使える利便性の高さも人気のポイントです。
季節や車種を問わず使える利便性の高いオイルなので、家族の車など、複数の車種で使いたい人におすすめです。
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- ベースオイル:部分合成油
- 粘度:5W-40
- 品質規格:API/SL、CF
- 容量:4,000(ml)
車用エンジンオイルのおすすめ9. HKS SUPER OIL Premium
- 粘度にこだわって作り上げられており、エンジンのパフォーマンスを最大限引き出してくれる
- 4種類の粘度のラインナップにより、軽自動車から大型車まで幅広い車種に対応できる
- 幅広い走行に対応できる設計になっているため、どんな走り方でも満足できる
『HKS SUPER OIL Premium』は、エンジンの製造を行っているHKSが、エンジンの性能を最大限引き出すことを目的にして作られたオイル。最適なオイルの粘度で作り上げることで、油膜の耐久性や潤滑性がアップし、エンジンの可動をしっかりサポートしてくれます。
また、粘度の異なる4種類の商品ラインナップにより、軽自動車や大型車両にも使え、自分の愛車にぴったりのオイルを手に入れられますよ。
走行性能を重視して快適な走りを手に入れたい人におすすめです。
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- ベースオイル:-
- 粘度:7.5W-35など
- 品質規格:API/SM
- 容量:4,000 (ml)
車用エンジンオイルのおすすめ10. AUDI 純正 エンジンオイル 0W30
- 必要なオイルを1Lずつ小分けにしておけるので、オイルの劣化を最小限に抑えられる
- 持ち運びに適しており、長距離運転の時などには補充用として車に搭載しておける
- 粘度が低くサラサラしているため、低音の時でも性能が変わりづらい
『AUDI 純正 エンジンオイル』は、1缶1Lという少量のボトルの商品。一度に使い切りやすいだけでなく、1本ずつ使用していくと余ったボトルは未開封のまま保存しておけるので、オイルの劣化が防げるというメリットもあります。
また、持ち運びやすい小型ボトルのため、長距離ドライブの時などに車に入れておくことで、急なエンジンの不調があった時も自分でメンテナンスできるように準備しておけますよ。
1Lの少量ボトルで必要な量を小分けしておけるので、余ったオイルを劣化させずに保管しておきたい人におすすめです。
Amazonで詳細を見る商品ステータス
- ベースオイル:-
- 粘度:0W-30
- 品質規格:-
- 容量:1,000 (ml)
エンジンオイルにもこだわって、より安全で走りやすい快適なカーライフを!
エンジンオイルは普段気にしないアイテムですが、不足すると故障や燃費の悪化などにつながるとても重要なアイテム。しかし、普段からメンテナンスをしていないと、どのオイルを購入すれば良いのか分からないですよね。
もし、オイル選びに迷った時には、本記事で紹介した商品や選び方を参考にして、自分の使い方に合うエンジンオイルを手に入れてくださいね。
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