フィールドスコープのおすすめ10選|初心者も使いやすい人気の望遠鏡とは?
持ち運びに最適!地上の望遠鏡と呼ばれるフィールドスコープとは
フィールドスコープとは、自然や生物、天体などを観察するための単眼鏡を指しています。
双眼鏡と違い片目で覗くタイプの望遠鏡で、筒状の本体と接眼レンズを使用し遠方のものを上下左右反転させずに見られるのが特徴です。また、レンズの口径が大きいから明るくくっきり見えるのが魅力。
さらに、接眼レンズの倍率が幅広いため、野鳥や天体などをリアルに観察したい時に大活躍するアイテムですよ。
フィールドスコープの選び方|購入する前に確認すべき点とは
これからフィールドスコープを使った観察を始めたい人は、どんな点に注意して選べばいいのか分からない人もいるのではないでしょうか。
ここでは、フィールドスコープの選び方を詳しくご紹介します。
見やすく使いやすいスコープを手にできるよう、事前に確認しておきましょう。
フィールドスコープの選び方1. 倍率は30倍あたりまでできるものを選ぶ
遠くの目標物を見たいのに、倍率が低いと焦点が合わずぼやけて見えにくくなってしまいます。
フィールドスコープは、20倍から75倍、90倍近くまで高倍率でズームできる焦点レンズが揃っており、双眼鏡の6倍から10倍の倍率よりはるかに遠くまで見渡せるのが特徴です。一般的に、野鳥観測では20倍から40倍、天体観測は10倍から30倍が見やすいとされていますので、明確な用途が決まっていれば使い方にあった倍率を選んでください。
どちらにも使用したい場合には、30倍ほどのフィールドスコープを選ぶようにしましょう。
フィールドスコープの選び方2. 自分の使い方に合った形状を選ぶ
フィールドスコープには、「直視型」と「傾斜型」の2種類があります。スコープを構えてどの方向を向くのか、何をしたいかによって最適な形状は異なるので、自分に合う形状を選ぶことが大切です。
実際に2つのタイプがどんな特徴やメリットを持つのかをご紹介します。
同じ方向を見続けるスコープは、体に負担がないか、安定感があるかなどもチェックしてください。
初心者でも使いやすい「ストレートタイプ(直視型)」
直視型は、スコープ本体と接眼レンズが一直線上にあるタイプで、見たい物に真っ直ぐ構えて観察します。
対象物にスコープを向ければいいだけなので、初心者でも扱いやすいのが特徴。また、三脚を使ってカメラやスマホで撮影したい場合も、見たい物を捉えやすいと人気です。
手持ちしやすく、動きのある対象物を追いやすい形状なので、離れた場所からバードウォッチングをしたい人におすすめですよ。
空など高い場所を見ても首が疲れにくい「アングルタイプ(傾斜型)」
傾斜型は、接眼レンズとスコープがL字型になっており、斜め上から覗き見るタイプ。対象物が近くの木の上にあったり、天体観測をしたりする場合にも、首や腕に負担をかけずに観察できます。
また、三脚をむやみに高くしなくていいため、座ったままでの観察もできるのが嬉しいポイント。時間をかけて野鳥や天体を観察したい人にぴったりですよ。
フィールドスコープの選び方3. 望遠鏡の命である「レンズ」で選ぶ
フールドスコープは、目で覗く側の接眼レンズと、対象物側に向ける対物レンズで見やすさを調整します。使うレンズによって見やすさが変わるといっても、どんなレンズが良いか基準が分からない人もいますよね。
ここでは、接眼レンズと対物レンズの種類や特徴をご紹介します。
“対物レンズ”でくっきり見えるかどうかが決まる
フィールドスコープの対物レンズ有効径は、約4.5cm~9cmほどのものが揃っています。対物レンズは有効径が大きいほど対象物も明るく大きく見えますが、その分近くのものがぼやけて見にくくなるので、距離が近い対象物を観察したい人は最短合焦距離の短い物を選ぶようにしましょう。
レンズの種類にはノーマル、フローライト(スカッと抜けるような視界)、ED(色にじみを補正)などがあるので、使い方にあったレンズを選ぶのが良いですよ。
視野の広さを決める“接眼レンズ”
接眼レンズは大きく「単焦点式」と「ズーム式」があります。
単焦点式はズームが使えないものの、対象物が動かない天体観測などに使いやすいのが特徴です。明るくまろやかな描写で対象物を見られるのも魅力。ズーム式は、対応する範囲内で焦点距離を変えながら見れるため、対象物が動く野鳥観察に向いています。
メガネをかけている人や化粧をしている人は、目を少し離しても視野全体を見られる「ハイアイポイント仕様」がおすすめですので、自分に合うレンズを選んでいきましょう。
フィールドスコープの選び方4. 手持ちのカメラやスマホを望遠レンズとして使えるかチェック
フィールドスコープは、一眼レフやデジカメ、スマホなどを組み合わせて超望遠レンズとしても使えます。これを『デジスコ』と呼び、データを保存することでHPやSNSなどネット上にスコープで覗いた景色をアップできるのが人気です。
接続するためには、アダプターなどの部品が必要ですが、セット売りされているフィールドスコープもあるのでチェックしておきましょう。手持ちのスマホやカメラを使いたい人は、デジスコ対応かどうかも確認しましょう。
フィールドスコープの選び方5. 突然の雨で濡れても問題ない防水タイプを選ぶ
急な雨などでフィールドスコープが濡れそうな時、防水性がないと本体やレンズの中に水が入ってしまいレンズ内が曇る、水滴がつくなどの原因になります。
販売されているフィールドスコープは、防水仕様の商品も人気です。気温の変化が激しい季節や梅雨時期、朝露が付いた植物の木陰から観察するなど、水濡れの可能性がある環境で使うなら防水仕様のフィールドスコープを選びましょう。
一般的なフィールドスコープなら多少の防水性はありますが、長く使いたいなら防水性の確認は必須ですよ。
フィールドスコープのおすすめ10選|初心者でも本格的な観察を楽しめる売れ筋のフィールドスコープを大公開!
フィールドスコープで天体観測やバードウォッチングを楽しむなら、人気の商品をチェックしておきたいですよね。でも、商品が多すぎて選びきれず悩む人もいるでしょう。
ここでは、フィールドスコープのおすすめ10選をご紹介します。
自分にぴったりのスコープを手にできるよう、ぜひチェックしてみてください。
フィールドスコープのおすすめ1. Nikon フィールドスコープ FSED50OG
- 本体内に窒素が充填されているので、雨の日や寒暖差の激しい季節でも曇らずに見える
- 対物レンズ口径が大きいから、明るくハッキリ対象物を観察できる
- 軽量でコンパクトなため、移動が多くも負担になりにくくてGOOD
「寒暖差が激しいとレンズ内が曇ってしまう…。」レンズが曇ると、見たいものが見えにくくて困りますよね。
ニコンのED50は、本体内に窒素ガスを充填して曇りにくいと口コミでも人気です。対物レンズが50mmと大きいので、野鳥や景色を観る時も明るさに満足でき、綺麗に見えるのが魅力。さらに500gを切る軽量でコンパクトだから、持ち歩いても負担になりません。
雨が降る日や朝晩の冷え込みがある日に観測したいなら、レンズが曇りにくいED50を購入してみて。
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- 倍率:ー
- 形状:ストレートタイプ
- 対物レンズ:50mm
- 接眼レンズ:ー
- デジスコ対応:×
- 防水機能:防水
フィールドスコープのおすすめ2. SOLOMARK フィールドスコープ
- デジスコ対応なので、SNSに観測した画像をアップしたい人におすすめ
- 傾斜型のため、天体観測や高い場所の野鳥を観測する時も疲れずに見られる
- 性能が良くて価格も安いため、コスパ重視で選びたい人にも人気
SNSで天体や野鳥の観察記録をアップする人もいますよね。でも、スマホで画像を拡大すると、ぼやけて綺麗に写せず悩む人もいるでしょう。
この商品は、スマホやカメラのレンズをスコープのレンズでさらに拡大できるなのが特徴です。傾斜型なので、高い場所を見続ける際にも首や肩が疲れにくくて便利。また、倍率25、防水、防塵、アダプターの対応の広さなど性能もよく安いためコスパも抜群です。
「綺麗な写真をSNSにアップしたい。」とお考えなら、スマホやカメラでよりクリアに撮影できるSOLOMARK製をおすすめします。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 倍率:20倍〜60倍
- 形状: アングルタイプ
- 対物レンズ:60mm
- 接眼レンズ:単焦点モデル(20mm)
- デジスコ対応:◯
- 防水機能:防水
フィールドスコープのおすすめ3. Vixen フィールドスコープ
- コンパクトかつ軽量なので、手持ちしやすいスコープを探している人におすすめ
- 手持ちケース付きのため、本体が滑りにくくサッと構えられる
- ボディ下に交換用接眼レンズを格納できるから、すぐに倍率変更しやすい
「見たい鳥が動く時、スコープが大きすぎるとサッと構えられないんだよなぁ…。」手のひらにしっくりくるサイズ感のフィールドスコープは数も少ないですよね。
このスコープは、長さ調節可能、軽量と手持ちしやすいのが特徴です。手持ちケース付きなので、片手でも滑らずに本体を持てるのが魅力。さらにボディ下には交換用の接眼レンズも格納でき、紛失予防できて置き場所にも困りません。
ハイキングなどの途中にもサッと構えられるから、コンパクトで手持ちしやすいスコープを探している人にイチオシですよ。
Amazonで詳細を見る 楽天で詳細を見る商品ステータス
- 倍率:25倍
- 形状:アングルタイプ
- 対物レンズ:52mm
- 接眼レンズ:単焦点モデル(278mm)
- デジスコ対応:◯
- 防水機能:ー
フィールドスコープのおすすめ4. Kenko フィールドスコープ兼用レンズ KF-L200-SCE
- 迷彩柄のかっこいいデザインなので、アウトドア好きの人におすすめ
- 自然に溶け込む色合いだから、野鳥観察に行っても警戒されずに観察できる
- アクセサリーが充実しているため、少しずつカスタムを楽しめる
スコープのデザインはシンプルなものが多すぎて、物足りなさを感じている人もいるでしょう。
ミルトルは、迷彩柄のかっこいいデザインが特徴です。ハンターブランドとしても人気のMOSSY OAKデザインだから、自然に溶け込めて野鳥観察にも大活躍します。倍率の違う接眼レンズや三脚などのアイテムも充実しているので、少しずつ自分好みのスコープにしたい人にも大人気。
観測の楽しみも倍増するようなデザインだから、「アウトドアをもっとかっこいいアイテムで楽しみたい。」という人に購入してほしいですね。
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- 倍率:22倍
- 形状:ストレートタイプ
- 対物レンズ:ー
- 接眼レンズ:単焦点モデル(22mm)
- デジスコ対応:◯
- 防水機能:ー
フィールドスコープのおすすめ5. SVBONY フィールドスコープ
- 25~75倍の高倍率観察が可能なので、野鳥観察を楽しみたい人におすすめ
- 焦点距離が長いため、小さいものを大きく拡大して観察できる
- 対物レンズが大きく光を多く取り込めるから、明るさがある視界で観察できる
「接眼レンズを簡単に交換できないと面倒くさい。」倍率を変えたいのにもたつくと、対象物が動いたりして見るタイミングを逃すこともありますよね。
このスコープは、25倍から75倍まで倍率を簡単に調整できるのが特徴です。焦点距離が長く高倍率になるため、小さなものを大きく捉えられますよ。また、対物レンズは7cmと大きいので、明るさも抜群で売れ筋です。
メモリを合わせるだけで高倍率になるから、野鳥観察などを楽しみたい人に超おすすめですよ。
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- 倍率:25倍〜75倍
- 形状:ストレートタイプ
- 対物レンズ:
- 接眼レンズ:単焦点モデル(70mm)
- デジスコ対応:◯
- 防水機能:防水
フィールドスコープのおすすめ6. Gosky 20-60X80フィールドスコープ
- 三脚付きで座ったままでも楽な姿勢ができるから、星空や天体観測が趣味の人におすすめ
- 高倍率で距離の遠い場所まで見えるため、山、海、空とどこを見るのにも使いやすい
- 三脚付きなのに価格も安いので、予算に余裕ができ他のアクセサリーも追加しやすい
長い時間観測を続けるとなると、腕も疲れてくるはず。でも、三脚を別に揃えるとなると、費用もかかりますよね。
こちらは、専用の三脚付きなのが魅力。市販の三脚を揃えるとサイズによっては数千円~数万円するものもある中、無料で付属になるため予算内で快適な観測、観察が楽しめます。20~60×80倍の高倍率なので、月を見てもクレーターもはっきり確認できると大人気。
座ったままで疲れずに観測できるから、星空を眺めたり天体観測したりするのが趣味の人におすすめですよ。
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- 倍率:20倍〜60倍
- 形状: アングルタイプ
- 対物レンズ:80mm
- 接眼レンズ:-
- デジスコ対応:◯
- 防水機能:防水
フィールドスコープのおすすめ7. Kowa スポッティングスコープ TSN-502
- 軽量でコンパクトなスコープだから、荷物の軽量化を図りたい人におすすめ
- 40倍まで拡大できるので、距離のある対象物も鮮明に観察できる
- 小型で手に持ちやすいため、野鳥もサッと追いやすい
「スコープをもちあるくと荷物が多くなって疲れてしまう。」出先で観察を楽しむとなると、持ち運びやすさも重要ですよね。
この商品は、400gと軽量でコンパクト設計のため持ち運びやすいのが特徴です。20~40倍まで倍率を上げられるので、対象物まで距離があっても鮮明に観察できますよ。手に持ちやすい小型タイプだから、動きのある野鳥もキャッチしやすいはず。
荷物を運ぶのがグッと楽になるので、荷物の軽量化を図りたい人にこそ購入してほしいですね。
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- 倍率:20倍〜40倍
- 形状:ストレートタイプ
- 対物レンズ:50mm
- 接眼レンズ:ー
- デジスコ対応:×
- 防水機能:完全防水
フィールドスコープのおすすめ8. Nikon フィールドスコープ MONARCH 82ED-S
- 素早くピント合わせができるので、操作性を重視して選びたい人におすすめ
- 高い防水性があるため、天候の悪い日や寒暖差のある日にも観察できる
- レンズの脱着が簡単で確実だから、長く使ってもグラついたりしにくい
ピント合わせが難しいスコープも多いもの。観察したいものに動きがあると、ブレて見られませんよね。
ニコンのスコープは、距離対応フォーカスシステムを搭載しているのが特徴です。接眼レンズの脱着がとても簡単ですし、確実に装着できるロック式で性能もGOOD。さらに、1mの水の中に10分沈んでも機能する防水性の高さも魅力です。
見たいものを素早く綺麗にピント合わせできるから、操作性を重視して選びたい人におすすめですよ。
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- 倍率:ー
- 形状:ストレートタイプ
- 対物レンズ:82mm
- 接眼レンズ:ー
- デジスコ対応: ー
- 防水機能:防水
フィールドスコープのおすすめ9. ANQILAFU 12x50 HD単眼鏡 スマートフォンホルダー付き
- シンプル構造で使いやすいので、スコープを初めて使う人におすすめ
- 価格がやすいから、気軽に購入できる
- 紐やボディの溝などが施されているため、落下予防ができる、
「操作が難しいと使いこなせない…。」初めてスコープを手にする人の中には、もっとシンプルな操作製を求める人もいますよね。
この商品は、価格が安くて操作も簡単なのが特徴です。ボディには凹凸が刻まれていたり手首に巻く紐が付いていたりするので、手からの落下も防げるのが魅力。さらに、スマホのアダプターが付き、自分の腕でスマホをかざさなくてもホールドできて疲れませんので、画像を残すのも簡単にできますよ。
コンパクトなのに性能もよく使いやすいから、野鳥観察初心者の人はぜひ購入してみて。
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- 倍率:50倍
- 形状:ストレートタイプ
- 対物レンズ:500mm
- 接眼レンズ:ー
- デジスコ対応:◯
- 防水機能:防水
フィールドスコープのおすすめ10. Vixen フィールドスコープ ジオマIIEDシリーズ ジオマIIED82-S 18072-1
- レンズが大きいのに軽量なため、身軽な状態で観察に行ける
- 望遠にしても視野が狭くなりにくいので、対象物が見えやすい
- 接眼レンズは自分で準備するタイプだから、何を見るかで倍率を変えられる
対物レンズが大きいと、サイズも重さも大きくなるもの。持ち歩きにくいと、移動も大変ですよね。
こちらは、対物レンズが82㎜と大きいのに比較的軽いのが特徴です。焦点距離も程良いため、望遠しても視野が狭くなりすぎないのも魅力。また、接眼レンズは自分で準備できるから、何を観たいかによって倍率を変えやすくなりますよ。
観察初心者や女性にも使いやすいサイズ感と重さだから、「身軽な状態で観察に行きたい。」という人に購入をおすすめします。
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- 倍率:ー
- 形状:ストレートタイプ
- 対物レンズ:82mm
- 接眼レンズ:単焦点モデル(514mm)
- デジスコ対応:×
- 防水機能:完全防水
本格的な観察を楽しめるフィールドスコープを購入してみて。
登山やハイキング、アウトドアなど、自然や天体を観察したい人は少なくありません。フィールドスコープを持っていれば、自然に住む生き物や天体をじっくり観察でき、充実した時間を過ごせるようになります。
小型のものから少しごつめのものまで幅広く販売されていますので、使い勝手のいいフィールドスコープで観測や観察を楽しんでいきましょう。
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